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政府の原子力関係閣僚会議で確認された「今後の高速炉開発の進め方について」に関する質問主意書

衆議院 第192回 第19号

提出者
民進党・無所属クラブ
提出日
2016年9月27日
内閣転送 2016年10月3日
答弁書受領日
2016年10月7日
提出から10日
答弁の項目数
3
質問 569字/答弁 460字

質問本文

平成二十八年九月二十一日に開催された政府の原子力関係閣僚会議(第五回)で確認された「今後の高速炉開発の進め方について」の内容について疑義があるので、以下質問する。

一 「核燃料サイクルを推進する」とあるが、政府が推進する核燃料サイクルとは、具体的にどのようなものであるか。具体的に明らかにされたい。

二 「高速炉の研究開発に取り組む」とあるが、政府が考える「高速炉」とはどのようなものであるのか、具体的に明らかにされたい。また高速炉と高速増殖炉「もんじゅ」との違いは何であるのかを、あわせて明らかにされたい。

三 「我が国の高速炉開発を取り巻く環境について、近年、大きな情勢の変化があった」とあるが、その情勢の変化とはどのようなものであるのか。詳しく、具体的に示されたい。

四 「我が国の高速炉開発を取り巻く環境について、近年、大きな情勢の変化があった」ことを踏まえ、「高速炉開発会議(仮称)」を設置するとのことであるが、なぜその「情勢の変化」を踏まえて、当該会議の設置が必要と判断したのか。政府の見解を示されたい。

五 「高速炉開発会議(仮称)」において、高速炉開発方針案の策定作業が行われ、その方針に高速炉に関する「実証炉開発目標を明確化し、具体的な道筋」が示されると承知しているが、かかる認識で妥当か否か明示されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの「核燃料サイクル」については、「エネルギー基本計画」(平成二十六年四月十一日閣議決定)において、「使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウム等を有効利用する核燃料サイクル」としている。

二について

高速炉とは、核分裂の連鎖反応が高速中性子によって維持される原子炉を指し、原型炉である「もんじゅ」はその一つである。

三から五までについて

お尋ねの「情勢の変化」については、例えば、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故後の新規制基準(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和三十二年法律第百六十六号)及び同法の規定に基づく原子力規制委員会規則等に定める基準)の策定により「もんじゅ」の再稼働のために克服しなければならない課題が新たに生じたことや、日仏間での高速炉開発に関する協力が開始されたことなどがある。こうした情勢の変化を踏まえ、今後の我が国の高速炉開発の方針について、御指摘の会議において検討を行う必要があると判断したところであるが、その内容については、現時点では未定である。

衆議院の原文

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