請求書発行システムを買い切りで——月額サブスクをやめてレンタルサーバーで動かす
株式会社エクスブリッジ / 自社の請求書発行を実際にこの構成へ移した経験をもとにしています
請求書を月に数枚しか発行しないのに、請求書SaaSに毎月数千円を払っている——小さな会社や個人事業でよくある構図です。年間にすると数万円。発行枚数が少ないなら、買い切りのシステムをレンタルサーバーに置くほうが安く済みます。
費用の比較(3年間で考える)
| 請求書SaaS(月額制) | 買い切り+レンタルサーバー | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円のことが多い | 製品代(数万円〜) |
| 毎月 | 1,000〜5,000円 | サーバー代のみ(数百円・既にあれば0円) |
| 3年合計 | 36,000〜180,000円 | 製品代+サーバー代でおおよそ固定 |
| 解約すると | 使えなくなる・データ移行が必要 | そのまま使い続けられる |
分かれ目は発行枚数と承認フローです。月に数十枚以上を複数人で回すならSaaS、月数枚〜十数枚を1〜2人で出すなら買い切りが安くなります。
買い切りを選ぶときの確認事項
- 適格請求書(インボイス)の記載事項——登録番号・適用税率・税率ごとに区分した消費税額・軽減税率の明記。端数処理が「税率ごとに1回」になっているか
- 動作環境——PHPのバージョン、データベースの要否。DB不要(ファイル保存)の製品はレンタルサーバーでの事故が少ない
- データの置き場所——請求データが自分のサーバーに残るか。解約で消えるSaaSとの一番の違いはここ
- ソースコードの改変可否——社名やロゴ、項目の追加を自分で(またはAIで)直せるライセンスか
レンタルサーバー導入の実際
PHPが動く一般的なレンタルサーバーなら、手順は「ファイルをアップロードする→管理画面のパスワードを設定する」だけの製品もあります。当社は自社の請求書・支払明細の発行をこの構成で運用しています。毎月の費用はサーバー代だけで、発行した請求書PDFはすべて自社サーバーに残ります。
注意点はひとつ、バックアップは自分の責任になることです。データフォルダを定期的にダウンロードする運用(月1回で十分です)だけは決めておいてください。
買い切りの請求書システムを2種類販売しています
どちらもPHP+ファイル保存(DB不要)で、レンタルサーバーに置くだけで動きます。適格請求書の記載事項に対応。ソースコードごと納品するので、項目の追加・文言の変更はご自身でもAIでも改修できます。
- 請求書発行・集金システム(kbilling)——請求書の発行と入金の消し込み管理
- 商品注文・請求書・決済ページ(kpaylink)——注文の受付から請求書発行・決済までを1本で
用途に合う既製品がなければ、設計書からの個別制作(10万円・税別)も承ります。
よくある質問
- インボイス制度(適格請求書)に対応できますか?
- 要件は固定なので、買い切り型でも実装されていれば問題ありません。登録番号・適用税率・税率ごとの消費税額の記載と、税率ごとに1回の端数処理を確認してください。
- 導入は難しくないですか?
- DB不要の製品なら、ファイルを置くだけです。一般的なレンタルサーバーで数十分です。
- SaaSのほうがいいのはどんな場合ですか?
- 発行枚数が多い、複数人の承認フローが要る、会計ソフトとの自動連携が必須——このどれかに当てはまる場合です。