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法案への意見をAIが聞いて、合意点まで出すシステム

BittensorMan 名古屋で一人でAIプロダクトを作っています。ここに書くのは個人の意見です。

この話は、単なる民主主義の理想論ではなく、「意思決定にかかるコスト」と「情報の集約コスト」をいかに技術で削り、効率化するかという実務的な課題に関するものです。これまで、多くの組織や自治体では、広範な意見を集めるために多大な人的リソースを割いてきました。しかし、その多くは「意見を聞くこと」自体が目的化し、結局どこに合意があり、どこで対立しているかの整理に膨大な時間がかかっていました。私はこの構造的な無駄を、AIとシステム開発の技術によって解決できると考えています。

私は1995年から業務システムを開発し続けてきました。現場での基幹システム構築からパッケージ販売、オフショア開発の経営まで経験する中で、多くの組織が「作れないから借りている」高額な固定費に苦しんでいるのを見てきました。だからこそ、私はAIを使いこなすことで一人でも高度なシステムを構築できる今、あえてSaaSのような月額課金の仕組みではなく、買い切りやソース同梱で自分のサーバーで動くものを作っています。今回開発した「Kurage 法案AIインタビュー」も、その思想に基づいています。

このシステムは、法案ごとにAIが聞き手となり、国民の意見を5問前後のやり取りで集約します。特に重要なのは、単に言葉を並べるのではなく、AIが作った要約をユーザー自身が確認・修正した上で保存するプロセスを取り入れた点です。また、合意形成AIを用いることで、立場の違う人同士でも一致できる「合意点」を可視化します。これは台湾のPol.isのような仕組みをベースにしており、すでに動いている国会トラッカーや論点AIマップと組み合わせることで、意見収集から合意形成までを一気通貫でつなげられるように設計しました。

システムの運用面では、プライバシーや荒らしへの対策として、特定の回線からの投稿制限や、外部APIを使わずに自社サーバー内の生成AIで処理する仕組みを構築しています。また、議員事務所や自治体が自分たちのサーバーに置いて使える形でも用意しました。これにより、特定組織が予算をかけ続けながら外部サービスを借り続けるのではなく、必要な機能を内製化し、透明性の高い意思決定プロセスを低コストで維持することを可能にします。

この記事は、次の動画をつくったときに考えたことです。

動画: https://kurage.exbridge.jp/kuragev.php?id=b3e91f5b34064576

出典: https://note.com/tokoname/n/n9ef7f89a2d88

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