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日本人抑留者に関する質問主意書
参議院 第189回 第99号お答えすることは困難 ×1
質問本文
読売新聞がロシア連邦国立公文書館から入手した日本人抑留者名簿に関して質問します。
一 政府は、旧ソ連が現在の北朝鮮東部に開いた「第53送還収容所」の日本人抑留者八百六十九人の名簿を、いつ、どこから、いかなる経過で、入手したのですか。
二 前記一に関して、これまで政府が公表しなかった理由は何ですか。
三 政府による日本人の身元調査は、なぜシベリア抑留者が優先されたのですか。
四 政府は、旧ソ連やモンゴルに抑留された日本人は何人で、そのうち何人が亡くなったと認識していますか。
五 政府はシベリアから朝鮮半島北部に「逆送」された日本人の名簿をロシア政府から入手していますか。入手しているとしたら、それはいつのことで、何人分の名簿ですか。またそこに記録されている日本人は軍人や軍属だけですか。それとも民間人もふくまれていますか。それぞれの人数をお示し下さい。
六 政府は旧満州、朝鮮半島北部、南樺太で抑留された日本人について、どんな資料を持っていますか。
七 政府は日朝交渉の課題のひとつである日本人遺骨問題に関して、ロシアから入手した抑留者名簿を活用する準備はありますか。あるとすればどのような活用法ですか、具体的にお示し下さい。
八 政府は北朝鮮の「龍山墓地」に埋葬された日本人の遺族名簿を持っていますか。持っているならば公開する準備はありますか。公開する準備がないならばその理由は何ですか。「第53送還収容所」の日本人抑留者名簿を厚生労働省のホームページに公開することとの関連で、お示し下さい。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の「名簿」については、平成十八年に厚生労働省がロシア連邦政府から提供を受けたものである。
二及び三について
政府としては、平成三年以降、旧ソヴィエト社会主義共和国連邦(以下「旧ソ連邦」という。)から約三万九千件の「ソ連邦抑留死亡者名簿」が提供されるなどしたことから、旧ソ連邦の地域に抑留された者に関する調査を優先して実施したため、御指摘の「名簿」については、公表に至っていないところである。
四について
政府としては、旧ソ連邦及びモンゴル人民共和国の地域(以下「旧ソ連邦等の地域」という。)に抑留された日本人は、約五十七万五千人、旧ソ連邦等の地域において抑留中に死亡した日本人は、約五万五千人であると推計している。
五及び六について
お尋ねについては、平成十七年にロシア連邦政府から提供を受けた旧ソ連邦の地域に抑留された邦人であって北朝鮮の地域に移送されたものの名簿も含めて、現在、厚生労働省において、その保有する関係資料を精査中であるため、お答えすることは困難である。
七について
北朝鮮に残された日本人の遺骨の問題については、引き続き、関係する行政機関が連携して適切に対応してまいりたいが、これ以上の詳細については、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。
八について
政府としては、お尋ねの「遺族名簿」は保有していない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。