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いわゆる「スパイ防止法案」に関する質問
参議院 第104回 第3号
質問本文
いわゆる「スパイ防止法案」に関する質問主意書
第百二回国会に提出され前国会に継続した「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」については諸問題があつたが、これに関連し、特に次の諸点について質問する。
一 前国会で与党提案が廃案の憂き目に会つたが、内閣としては、その原因は那辺にあると考えるか。
二 国家秘密と国民の知る権利との関係で、情報公開の原則の調和をどこにおくべきと思うか。
三 国家秘密法の制定については、人権の尊重と重大な関係がある。政府は、その観点から、本問題についてどのような姿勢をもつていくのか。
四 米軍事体制の影響下における前回の「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」提出は、重大な国家軍事体制強化の方向へ一歩前進させるものと思う。国民はそれを危惧するのであるが、政府はその点、いかなる見解を持つのか伺いたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
議員提出に係る「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」が前国会において廃案とされた原因については、政府として答弁する限りではない。
二について
国家秘密といわゆる知る権利あるいは情報公開の問題との関係については、種々の議論が存するところであり、国家秘密を保護するための法律の制定に当たつては、この観点からも慎重に検討されるべきものと考える。
三について
国民の基本的人権が尊重されるべきことは当然であり、国家秘密を保護するための法律の制定に当たつては、この観点からも慎重に検討されるべきものと考える。
四について
「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」のような国家秘密を保護するための法律の制定に当たつては、国民の十分な理解が得られることが望ましいものと考える。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。