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田母神俊雄前航空幕僚長の「論文」問題に関する質問主意書

参議院 第170回 第86号

提出者
参議院
提出日
2008年11月10日
内閣転送 2008年11月12日
答弁書受領日
2008年11月18日
提出から8日
答弁の項目数
2
質問 484字/答弁 470字

質問本文

田母神前空幕長は執筆したお粗末な「論文」で、政府見解に真っ向から挑戦するように、戦前の日本政府および日本軍による侵略戦争行為や植民地支配を正当化し、このほど更迭された。生活苦にさいなまれている多くの有権者国民の感情としては、前空幕長が六千万円と伝えられる高額の退職金を与えられることに納得していない。ついては以下、質問する。

一 自衛隊高官による政府見解を否定する言動が懲戒免職に相当するか否かで問題となったことは、前例がないという。ならば、今回の田母神問題を教訓として、政府見解に反したり否定したりする言動を公に行なった尉官以上の幹部自衛官を即刻、懲戒免職にすることを直ちに決定すべきである。これについて政府の立場を明らかにされたい。

二 防衛大学校が幹部自衛官候補生にどのような戦前・戦後史教育をしているのか、資料を明示し、明らかにされたい。

三 今回の田母神問題で、防衛大学校や自衛隊内の教育が間違っていたことが明確になった。深くメスを入れ、科目、内容、教員らを大幅に変えることが不可欠だ。これについて早急な改革を求める。政府の立場を明らかにせよ。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

自衛隊員の懲戒処分については、自衛隊法(昭和二十九年法律第百六十五号)等の関係法令に基づき、所定の手続を通じて、行為の程度、内容、動機、状況、改しゅんの程度、部内外に及ぼす影響等を総合的に判断して決定すべきと考えている。

二及び三について

自衛隊員が歴史を客観的に理解することは、自衛隊が国民の期待と信頼にこたえ、適切に任務を遂行していく上で必要である。このため、防衛省においては、自衛官としての資質等を養い、職務遂行に必要な能力等を修得させるための教育を行っており、その一環として、我が国の歴史についても教育を行っている。

防衛大学校においても、歴史について、例えば、「太平洋戦争への道(太平洋戦争原因・敗因研究)」という科目においては「太平洋戦争への道 文献・資料集」という資料を、「日本戦争史」という科目においては「日本戦争史」という資料を用いるなどして、歴史を客観的に理解させるよう教育を行っている。

防衛省としては、今後とも、こうした教育を適切に行っていくため、教育内容について必要に応じて見直し等を行ってまいりたい。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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