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シーシェパードによる日本の調査捕鯨船への妨害行為に関する質問主意書
参議院 第177回 第192号
質問本文
反捕鯨団体シーシェパードの妨害行為により、南極海での日本の調査捕鯨がやむなく中止に追い込まれた。日本の調査捕鯨は国際捕鯨取締条約に基づく正当な活動である。
暴力によるシーシェパードの一方的な妨害行為は決して許されるものではない。
日本の食文化である鯨肉とその食習慣を守るためにも日本の調査捕鯨の正当性を堂々と主張し、シーシェパードの暴挙に対して政府の毅然とした対応が求められる。
よって、次の事項について質問する。
一 オーストラリア政府からは違法行為を繰り返すシーシェパードに実効的な措置が未だ取られていない。政府としては「ICJ提訴」を含め、どのような抗議方法をこれまで行い、今後どのような対処を行うのか。
二 和歌山県の太地町は古式捕鯨発祥の地として名をはせ、紀州藩の保護もあって「捕鯨の本場太地」は天下に名をとどろかせ今日まで引き継がれている。その伝統の太地町にシーシェパードのメンバーが多数訪れ町民に対し断続的に妨害行為を行い町としても困り果てている始末である。公海上で行われる違法行為でなく、主権の及ぶ我が国領土内で堂々とこのような暴挙が行われることをどう考え、今後の対処方法を如何にするのか具体的に示されたい。
特に妨害行為を行っているメンバーは「観光ビザ」で入国しているということだが、これはビザ発給要件に抵触しないのか、政府の見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
政府としては、オーストラリア政府に対し、首脳会談、外相会談等における働きかけを始めとして、捜査当局による対応を含め、シー・シェパードによる不法な妨害行為を防止するための実効的な措置をとるよう、累次にわたり、働きかけを行ってきたところである。現時点で、御指摘のような提訴を我が国が行うことについて検討しているわけではないが、何が最も効果的な対応策であるか、引き続きよく検討を行い、今後ともオーストラリア政府を始めとする関係国政府に働きかけを行っていく考えである。
二について
和歌山県東牟婁郡太地町におけるイルカ漁業に対する妨害活動は、同町の漁業者の健全な経済活動のみならず平穏な生活をも脅かすものであることから極めて遺憾であると考えており、捜査当局において、刑罰法令に触れる行為があると認める場合には、引き続き、法と証拠に基づき厳正に対処していくこととしている。
また、御指摘の同町において妨害活動を行っているシー・シェパードのメンバーについては、国籍等の詳細は明らかではないが、同団体の主要メンバーの多くは一定の要件を満たしている場合に我が国がビザの取得を免除している国の国籍を有していることから、当該要件を満たした上でビザを取得せず入国したものと考えている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。