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岸田文雄内閣総理大臣の広島・長崎における外国人の原爆被害状況の認識に関する質問主意書

参議院 第210回 第48号お答えすることは困難 ×4趣旨が明らかではない ×4承知していない ×5

提出者
参議院
提出日
2022年11月29日
内閣転送 2022年12月5日
答弁書受領日
2022年12月9日
提出から10日
答弁の項目数
13
質問 4,315字/答弁 4,443字

質問本文

岸田総理は、来年五月のG7首脳会議を広島で開催することを決定した。ロシアのウクライナ侵略戦争において、プーチン大統領は核兵器使用の可能性を何度も公言し、原子力発電所を核による威嚇の手段に用いている。東アジアにおいては、日米韓合同軍事演習に対抗して朝鮮民主主義人民共和国が戦術核兵器使用を視野に入れたミサイル発射実験を繰り返している。このように核兵器使用の危険性が高まる政治情勢の中で、岸田総理がG7サミットにおいて核兵器禁止を訴えることは極めて重要である。しかし、その訴えが日本の被害のみに注目するなら、アジアを始め世界各国に受け入れられることは困難という指摘もある。

それゆえに、日本を「核兵器の被害国」としてのみ位置付けて「戦争被害者としての側面」のみを強調するのではなく、細川内閣から第一次安倍内閣まで歴代総理大臣が表明してきた、日本国がかつて行ったアジア侵略への「深い反省」の上に立って、原爆で被害を受けたのは日本人だけではなかった事実、その中でも日本の植民地支配下に置かれていた朝鮮人が多数原爆の犠牲になった事実を認識し、被爆者援護法に基づいて日本国は全ての原爆被害者に平等に援護を行う責任があることを世界に発信した上で、核兵器が大量無差別殺戮兵器であり、その開発、製造、保持、使用を禁止すべきであることを、G7全体で確認する必要がある。こうした認識に立って、以下質問する。

一 岸田総理は、本年の広島、長崎の平和祈念式のあいさつにおいて、広島では「一発の原子爆弾が広島の街を一瞬にして破壊し尽くし、十数万とも言われる人々の命を、未来を、そして人生を奪いました。」と、長崎では「七十七年前の今日、一発の原子爆弾が長崎の街を一瞬にして破壊し尽くし、七万ともいわれる人々の命を、未来を、そして人生を奪いました。」と述べた。

1 「広島の原爆犠牲者が十数万」、「長崎の原爆犠牲者が七万」という数字の根拠を、明らかにされたい。

2 これらの数字の中には、朝鮮人を始めとする日本人以外の外国人犠牲者も含まれているのか。含まれているとすれば、出身国ごとの数の内訳を明らかにされたい。

3 含まれていないならば、日本人の犠牲者のみについて言及した理由は何か。

4 含まれていないならば、日本人以外の原爆犠牲者の実態について、政府はどのように把握しているか。

5 政府は、原爆被爆した生存者については国勢調査の質問項目に加えて調査をしているが、原爆死没者については調査を行ったことがあるか。行ったことがあれば、その調査結果を示されたい。

6 原爆死没者の調査を行ったことがなければ、今後行う意思があるかどうか、政府の見解を示されたい。

二 広島・長崎の原爆死没者を含む原爆被爆実態をまとめた資料として「白書を作るべきではないか」という国会での質疑に対し、これまで厚生大臣は、検討を進める旨の発言を重ねてきた。

○小泉純一郎厚生大臣 今までの実情調査を積み重ねた一つのまとめた(中略)集大成といいますか、そういうものをできるかどうか、鋭意検討を進めていきたい(平成元年五月二十五日、衆議院社会労働委員会)

○斎藤十朗厚生大臣 死没者調査、また海外やその他に散っております資料の収集等を含めまして、先生の原爆白書というお言葉もございましたが、そういった原爆被害の集大成をしたものを何らかつくってみたいという方向でひとつ検討をいたしたい(昭和六十二年七月二十九日、衆議院決算委員会)

1 政府は、現時点で前記のような「原爆被害の集大成」を作成したか。作成していなければ、検討した事実はあるか。また、「集大成」の作成の必要性について、政府の見解を示されたい。

2 前記「集大成」の中には、韓国・朝鮮人を始めとする外国人(以下「外国人」という。)の原爆被害実態も含まれるべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

三 岸田総理は、令和四年四月二十八日の参議院内閣委員会で「被爆の実相に関する正確な認識を持つということ、これは、核軍縮あるいは核兵器のない世界を目指すに当たって、これは取組の原点であると認識をいたします。唯一の戦争被爆国である我が国として、被爆の実相を世代あるいは国境を越えて世界に発信していく、これは重要な責任であると認識をいたします。」と述べている。

1 「被爆の実相」には、外国人の「被爆の実相」も含まれるか、明らかにされたい。

2 オバマ米大統領(当時)が平成二十八年五月二十七日に広島を訪問した際に、「なぜわれわれはこの地、広島に来るのか。(中略)多くの朝鮮半島出身者、そして捕虜となっていた十数人の米国人を含む犠牲者を追悼するためだ」(訳・共同通信社)と演説した。朝鮮半島出身犠牲者の数については根拠が不明なまま極めて過少に指摘したという問題はあるものの、オバマ米大統領が朝鮮半島出身者や米国人捕虜の犠牲者に言及したことにより、被爆者は日本人だけではないこと、核兵器は無差別殺傷兵器であることを、世界の人々が広く認識することになったと考えるが、オバマ米大統領のこの言及についての政府見解を明らかにされたい。

3 外務省のウェブサイトによれば、この際、岸田外務大臣(当時)は安倍総理(当時)とともにオバマ米大統領を出迎え、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑の前で黙祷を行っている。この黙祷においては、「多くの朝鮮半島出身者」等の外国人犠牲者を含む全ての被爆者に対する追悼を行っているという理解でよいか、政府の認識を示されたい。

4 外務省のウェブサイトによれば、この際、平和記念資料館前で安倍総理(当時)とオバマ米大統領(当時)は、それぞれ芳名録に記帳しており、安倍総理の記帳内容は「原爆によって犠牲となったすべての方々に哀悼の誠を捧げます。」である。ここにいう「原爆によって犠牲となったすべての方々」に「多くの朝鮮半島出身者」等の外国人は含まれているか、政府の見解を示されたい。

5 岸田総理が「世界に発信」していく上で、外国人の「被爆の実相」を知らせることは我が国の「重要な責任」と考えるが、政府の見解を示されたい。

四 政府は、韓国人原爆被害者の郭貴勲(クァク・クィフン)さんが平成十年に大阪地裁に提訴した「被爆者援護法の平等適用を求める裁判」において平成十三年六月の大阪地裁判決で勝訴した際に、控訴する一方で、同年七月から、被爆者援護法外の援護措置として「在外被爆者支援事業」(以下「支援事業」という。)をスタートさせ、その後も相次いで提訴された在外被爆者の被爆者援護法裁判において完全敗訴を重ねる都度、支援事業による援護内容を拡大させてきた。

1 支援事業の実施実態について、以下の点を明らかにされたい。

(1) 支援対象となる在外被爆者の居住国とその人数の平成十三年以降の年度別統計

(2) 支援事業((イ)手帳交付のための渡日支援、(ロ)治療のための渡日支援、(ハ)現地における健康相談等、(ニ)医療費に対する助成、(ホ)医師等の研修受入、派遣)ごとの国別の年間支援金額及び対象人数の平成十三年以降の年度別統計

2 在外被爆者が提訴した数々の被爆者援護法裁判において原告が勝訴した結果、政府が実施することとなった被爆者援護法の適用について、以下の点を明らかにされたい。

(1) 被爆者援護法の適用対象となる在外被爆者(被爆者健康手帳所持者)の居住国別の人数の平成十四年三月一日(いわゆる「四〇二号通達」の廃止日)以降の年度別統計

(2) 被爆者援護法第三章第四節「手当等の支給」に定めのある各種手当(医療特別手当・特別手当・原子爆弾小頭症手当・健康管理手当・保健手当・介護手当)ごとの、支給対象者の居住国別の人数と支給金額総計の平成十五年三月一日以降の年度別統計

(3) 被爆者援護法第三章第三節「医療」に定めのある「医療費の支給」及び「一般疾病医療費の支給」ごとの、支給対象者の居住国別の人数と支給金額総計の平成二十八年一月一日(在外被爆者に対する前記二種の医療費支給の開始日)以降の年度別統計

(4) 平成十九年十一月一日の最高裁判決(原告・元広島三菱徴用工被爆者四十六人、被告・政府及び三菱重工業。政府に「違法な四〇二号通達による損害賠償金、原告一人当たり百二十万円の支払い」を命ずる。)に従って、これまでに和解して慰謝料を支払った在外被爆者の居住国別の人数(死亡被爆者につき遺族に支払った場合には死亡被爆者の人数とする。)と支払金額の総額

3 司法は、全ての在外被爆者に被爆者援護法の適用があることを認めている。しかし、朝鮮民主主義人民共和国の被爆者(以下「在朝被爆者」という。)はいまだに被爆者援護法適用の対象外になっている。それは、政府が原爆後障害と高齢化に苦しむ在朝被爆者に対し、「在朝日本公館がないので、中国の日本公館に行って被爆者援護法適用の手続をすれば適用する」として、実質的に適用の道を閉ざしているからである。さらには、在朝被爆者は前記四で述べた支援事業の対象外にもなっている。その一方で、政府は平成十三年三月に、外務省と厚労省の職員から成る在北朝鮮被爆者実態調査代表団を派遣して以降、在朝被爆者の放射線による健康被害は重要な人道上の問題であり、早急な人道支援が必要であることを認めてきた。

この政府の在朝被爆者問題に対する基本認識と、在朝被爆者がいまだに被爆者援護法及び支援事業の対象外となっている実態には大きな乖離がある。政府はこの乖離をなくすために、どのような努力をしているのかについて、具体的に説明されたい。

五 岸田総理は、本年八月六日に広島で、八月九日に長崎で開催された平和式典において、「七十七年前のあの日の惨禍を決して繰り返してはならない。これは、唯一の戦争被爆国である我が国の責務であり、被爆地広島出身の総理大臣としての私の誓いです。」と述べ、九月二十日の第七十七回国連総会における一般討論演説においても「唯一の戦争被爆国であるという歴史的使命感を持って、日本は、「核兵器のない世界」の実現に向けた決意を新たに、現実的な取組を進めて参ります。」と述べた。

1 岸田総理の言う「「唯一の」戦争被爆国」が意味するところについての政府の見解を示されたい。

2 岸田総理が国連総会において述べた「唯一の戦争被爆国であるという歴史的使命感」には、政府が国籍や居住国にかかわりなく、全ての原爆被害者の援護に責任を持つことも含まれると理解してよいか、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一の1から4までについて

お尋ねの「広島の原爆犠牲者が十数万」及び「長崎の原爆犠牲者が七万」については、広島市及び長崎市が昭和五十一年に国際連合へ提出した資料において、昭和二十年十二月までの原子爆弾の投下による死没者について、広島市においては約十四万人、長崎市においては約七万人とされていることを基にしており、両市によると、「日本人以外の外国人犠牲者」は含まれているが、「出身国ごとの数の内訳」は把握していないとのことである。

一の5及び6について

お尋ねの「原爆死没者」の意味するところが必ずしも明らかではないが、厚生省(当時)が昭和六十年度に実施した「原子爆弾被爆者実態調査(死没者調査)」において、被爆者に対し、「記憶にある死没者」の状況を調査した結果、新たに確認された死没者数は、一万千九百二十九人であった。

二について

お尋ねの「原爆被害の集大成」については、過去の調査を集積した資料としては作成していないが、厚生労働省において被爆者の実態を適切に把握する観点から適時に検討を行った上で、個々の原子爆弾被爆者実態調査の調査内容等について、例えば、外国人への調査を追加するなど必要に応じて見直しや内容の充実を行い、当該調査を継続して十年ごとに実施してきているところであり、実質的に対応しているものと認識している。

三の1及び5について

お尋ねの「外国人の「被爆の実相」」の意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、核兵器がもたらしたあらゆる被害についての正確な認識を広め、被爆の実相を世代と国境を越えて世界に発信することは、我が国の重要な責任であると認識している。

三の2について

御指摘のものを含め、オバマ米国大統領(当時)の広島訪問時の関連の発言の意味するところについて、政府として確定的にお答えすることは困難である。その上で、政府としては、米国政府が、同大統領の広島訪問に関し、第二次世界大戦において亡くなった全ての無辜(こ)の人々を追悼し、また、核兵器のない平和で安全な世界を追求することに対する米国のコミットメントを再確認する機会となるとともに、深く揺るぎない同盟関係を築くために日米両国がどれだけ取り組んできたかを示す象徴となると発表したと承知している。また、政府としても、現職の米国大統領として初めてとなるオバマ米国大統領(当時)の広島訪問は、戦没者を追悼し、核兵器のない世界を目指す国際的機運を再び盛り上げる上で、極めて重要な歴史的機会となったと認識している。

三の3について

お尋ねの「「多くの朝鮮半島出身者」等の外国人犠牲者」の意味するところが必ずしも明らかではないが、オバマ米国大統領(当時)の広島訪問に関する外務省ホームページにおいては、「両首脳は、厳粛な雰囲気の中、湯崎知事、松井市長、岸田大臣、ケネディ大使の先導により、原爆死没者慰霊碑に進み、ユース非核特使を務める広島の高校生から手渡された花輪を、オバマ大統領、安倍総理の順で献花し、黙祷を捧げた。」と記載しているところである。

三の4について

お尋ねの「「多くの朝鮮半島出身者」等の外国人」の意味するところが必ずしも明らかではないが、安倍内閣総理大臣(当時)の平和記念資料館における記帳においては、「原爆によって犠牲となったすべての方々に哀悼の誠を捧げます。恒久平和を祈り核兵器のない世界の実現に全力を尽くします。」と記載しているところである。

四の1の(1)について

在外被爆者支援事業の対象者の数については、網羅的に把握していないが、当該対象者のうち、広島市及び長崎市に投下された原子爆弾により被爆した者であって日本国内に居住地及び現在地を有しないもの(以下「在外被爆者」という。)であって、被爆者健康手帳の交付を受けているものの数及び健康上の理由等により来日できない者に対して交付される被爆時状況確認証の交付を受けているものの数を単純に合計した数について、平成十六年度以降の各年度における①大韓民国、②アメリカ合衆国、③ブラジル連邦共和国及び④その他の国に居住する者の数並びに⑤①から④までの合計をお示しすると、それぞれ次のとおりである。なお、平成十三年度から平成十五年度までの間における①から⑤までの数については把握していない。

平成十六年度 ①二千四百五十人 ②八百五十七人 ③百四十四人 ④二百五十人 ⑤三千七百一人

平成十七年度 ①二千七百二十九人 ②九百二十七人 ③百六十一人 ④二百五十八人 ⑤四千七十五人

平成十八年度 ①二千九百五十一人 ②九百八十八人 ③百六十三人 ④二百六十一人 ⑤四千三百六十三人

平成十九年度 ①二千九百九十人 ②九百九十六人 ③百六十八人 ④二百六十七人 ⑤四千四百二十一人

平成二十年度 ①三千六十五人 ②九百八十二人 ③百六十五人 ④二百七十二人 ⑤四千四百八十四人

平成二十一年度 ①三千九十三人 ②千十人 ③百六十八人 ④二百七十四人 ⑤四千五百四十五人

平成二十二年度 ①三千百三十二人 ②千一人 ③百六十四人 ④二百七十二人 ⑤四千五百六十九人

平成二十三年度 ①三千百四十八人 ②千一人 ③百六十人 ④二百五十九人 ⑤四千五百六十八人

平成二十四年度 ①三千百四十三人 ②千十四人 ③百五十八人 ④二百五十九人 ⑤四千五百七十四人

平成二十五年度 ①三千百三十七人 ②千八人 ③百五十八人 ④二百六十人 ⑤四千五百六十三人

平成二十六年度 ①三千八十八人 ②九百七十九人 ③百五十二人 ④百八十八人 ⑤四千四百七人

平成二十七年度 ①二千五百十八人 ②七百四十二人 ③百二十四人 ④百二十八人 ⑤三千五百十二人

平成二十八年度 ①二千三百七十八人 ②七百十六人 ③百十三人 ④百二十五人 ⑤三千三百三十二人

平成二十九年度 ①二千三百二十七人 ②六百九十四人 ③百一人 ④百二十四人 ⑤三千二百四十六人

平成三十年度 ①二千二百五人 ②六百六十七人 ③九十九人 ④百十八人 ⑤三千八十九人

令和元年度 ①二千百三十八人 ②六百六十三人 ③九十三人 ④百十六人 ⑤三千十人

令和二年度 ①二千七十四人 ②六百三十八人 ③九十人 ④百六人 ⑤二千九百八人

令和三年度 ①千九百七十五人 ②六百十九人 ③八十二人 ④百五人 ⑤二千七百八十一人

四の1の(2)並びに2の(2)及び(3)について

お尋ねについては、把握しておらず、お答えすることは困難である。

四の2の(1)について

被爆者健康手帳の交付を受けている在外被爆者の数について、平成十六年度以降の各年度における①大韓民国、②アメリカ合衆国、③ブラジル連邦共和国及び④その他の国に居住する者の数並びに⑤①から④までの合計をお示しすると、それぞれ次のとおりである。なお、平成十三年度から平成十五年度までの間における①から⑤までの数については把握していない。

平成十六年度 ①二千四百十九人 ②八百五十人 ③百四十一人 ④二百四十八人 ⑤三千六百五十八人

平成十七年度 ①二千六百八十七人 ②九百十六人 ③百五十五人 ④二百五十六人 ⑤四千十四人

平成十八年度 ①二千八百九十三人 ②九百六十六人 ③百五十七人 ④二百五十九人 ⑤四千二百七十五人

平成十九年度 ①二千九百二十八人 ②九百七十二人 ③百六十二人 ④二百六十四人 ⑤四千三百二十六人

平成二十年度 ①二千九百九十四人 ②九百五十五人 ③百五十九人 ④二百六十八人 ⑤四千三百七十六人

平成二十一年度 ①三千十六人 ②九百八十三人 ③百六十二人 ④二百七十人 ⑤四千四百三十一人

平成二十二年度 ①三千四十八人 ②九百七十四人 ③百五十八人 ④二百六十八人 ⑤四千四百四十八人

平成二十三年度 ①三千六十二人 ②九百七十四人 ③百五十四人 ④二百五十五人 ⑤四千四百四十五人

平成二十四年度 ①三千五十七人 ②九百八十七人 ③百五十二人 ④二百五十五人 ⑤四千四百五十一人

平成二十五年度 ①三千五十一人 ②九百八十一人 ③百五十二人 ④二百五十六人 ⑤四千四百四十人

平成二十六年度 ①三千二人 ②九百五十二人 ③百四十六人 ④百八十四人 ⑤四千二百八十四人

平成二十七年度 ①二千四百三十二人 ②七百十五人 ③百十八人 ④百二十四人 ⑤三千三百八十九人

平成二十八年度 ①二千二百九十二人 ②六百八十九人 ③百七人 ④百二十一人 ⑤三千二百九人

平成二十九年度 ①二千二百四十一人 ②六百六十七人 ③九十五人 ④百二十人 ⑤三千百二十三人

平成三十年度 ①二千百十九人 ②六百四十人 ③九十三人 ④百十四人 ⑤二千九百六十六人

令和元年度 ①二千五十二人 ②六百三十六人 ③八十七人 ④百十二人 ⑤二千八百八十七人

令和二年度 ①千九百八十八人 ②六百十一人 ③八十四人 ④百二人 ⑤二千七百八十五人

令和三年度 ①千八百八十九人 ②五百九十二人 ③七十六人 ④百一人 ⑤二千六百五十八人

四の2の(4)について

お尋ねの「これまでに和解して慰謝料を支払った在外被爆者の居住国別の人数」については、令和四年十月末日時点で、大韓民国に居住する者が三千五百五十人、アメリカ合衆国に居住する者が三百六十九人、ブラジル連邦共和国に居住する者が百二十九人、その他の国に居住する者が四十二人であり、合計で四千九十人となっている。また、お尋ねの「支払金額の総額」については、個別の「支払金額」について網羅的に集計しておらず、お答えすることは困難であるが、和解が成立した場合には、一人ごとに、基本的に、損害賠償債務として、百十万円及びこれに対する遅延損害金を支払っている。

四の3について

政府としては、原子爆弾の放射能による健康被害を受けたという点で重要な人道上の問題であるとの認識に立ち、北朝鮮に居住している者も含め在外被爆者を、原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(平成六年法律第百十七号)及び在外被爆者支援事業の対象としている。北朝鮮との間に国交はないため、北朝鮮に居住している者については、最寄りの領事官を経由する等して、被爆者健康手帳の交付や健康管理手当等の支給、居住地で医療を受けた場合における医療費の支給等の申請を行うこととなるが、当該申請に係る手続については、ハングルを含む多言語により、厚生労働省ホームページ等を通じて周知しており、引き続き、関係省庁間で緊密に連携しながら適切に対応していく。

五の1について

御指摘の岸田内閣総理大臣が述べた「唯一の戦争被爆国」との表現については、我が国が戦時下に原子爆弾が投下された唯一の被爆国であることを踏まえたものである。

五の2について

お尋ねの「全ての原爆被害者の援護に責任を持つこと」の具体的に意味するところが明らかではなく、お答えすることは困難である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×4趣旨が明らかではない ×4承知していない ×5

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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