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環境省に設置が予定されるPFOS対策の専門家会議に関する質問主意書
参議院 第210回 第65号お答えすることは困難 ×1個別の事案 ×1
質問本文
各地の米軍基地周辺などで検出が続く有機フッ素化合物(PFAS)の一種である「PFOS」について、西村明宏環境大臣は、本年十二月二日の記者会見で、年明け以降に専門家会議を設置し、健康影響や水質管理の目標値について議論すると明らかにした。PFOSは泡消火剤などに含まれ、発がん性が疑われるなど、人体に有害な可能性がある。
しかし現状、水道水や河川などのPFAS濃度の評価については、国は「暫定」の指針値や目標値を示すにとどまっていて、はっきりとした基準が存在していない。「「暫定」のままでは、行政が思い切った調査に乗り出せない要因になっている」との有識者の指摘もあったこともあり、まずは国がPFASについての明確な基準を示すことが重要だと考える。その点で今回の専門家会議の設置については一定の評価をした上で、以下質問する。
一 PFOSは、どのように体内に取り込まれるのか。例えば、飲料なのか皮膚からの吸収がないのか。そして人体にはどの程度の量や濃度でどのような影響を及ぼすのか。科学的知見を深めるべきと考えるが政府の見解如何。
二 科学的知見の探究は継続的に推進すべきと考えるが、今後行われる基準値の設定に際して科学的知見が不分明な場合、あり得べき健康損害を想定した厳しい値を設定すべきと考えるが政府の見解を明らかにされたい。
三 今後設置される専門家会議においては、近時各地でPFOSの検出が相次いでいることを踏まえ、汚染源との因果関係の調査を行うべきと考えるが、政府の方針を明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
ペルフルオロ(オクタン―一―スルホン酸)(以下「PFOS」という。)については、消化管から容易に体内に吸収されること及び肝臓、免疫系、甲状腺等への有害な影響の原因となり得ることが指摘されていると認識しているが、「人体にはどの程度の量や濃度でどのような影響を及ぼすのか」については、現時点において、必ずしも明らかでないと認識している。
引き続き、PFOSの毒性評価に関する最新の科学的知見の収集に努めていく考えである。
二について
PFOS等に係る水環境の目標値等の設定に当たっては、御指摘の「専門家会議」において専門家による最新の科学的知見に基づく評価等を踏まえて予断を持たずに検討する必要があることから、現時点において、「あり得べき健康損害を想定」してどの程度「厳しい値を設定すべき」かについてお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、今後、同会議において、当該設定に向けた検討を進めていく考えである。
三について
御指摘の「専門家会議」は、PFOS等に係る水環境の目標値等及び国民への分かりやすい情報発信等に関する検討を行うために設置するものであるため、同会議において、PFOS等の個別具体的な検出状況を踏まえた発生源の分析を実施することは想定しておらず、御指摘の「汚染源との因果関係の調査」を行うことは考えていない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。