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財政健全化目標に向けた取組の必要性に関する質問主意書

参議院 第212回 第141号趣旨が明らかではない ×2

提出者
参議院
提出日
2023年12月13日
内閣転送 2023年12月13日
答弁書受領日
2023年12月26日
提出から13日
答弁の項目数
3
質問 667字/答弁 675字

質問本文

政府は本年六月の「骨太の方針」において、財政運営について「歳出構造を平時に戻していく」との考えを示した。ところが、令和五年度補正予算の歳出追加額は依然として十六兆七千九十億円にも上っている。

政府は、二十九・一兆円に達した令和四年度第二次補正予算よりは規模を抑えたと強弁するのかもしれないが、コロナ禍前の平成二十六年度から令和元年度までの補正予算の歳出追加額は、平均で四・八兆円であり、全く平時に戻ったとは言えない状況である。さらに、令和五年度補正予算の財源について、六兆三千六百五十億円は赤字国債等で賄うことしており、財政赤字の削減に向けた努力は見られない。

今後防衛増税や異次元の少子化対策実施に向けた負担増が控えていることや、当初予算の歳入の約三割を赤字国債に依存していることを踏まえれば、安易に補正予算の財源として赤字国債に頼るべきではないことは明らかである。以下質問する。

一 補正予算を始めとする近時の歳出の動向について、「歳出構造が平時に戻」せていると政府は判断しているのか。

二 政府は二〇二五年度の基礎的財政収支の黒字化など財政健全化目標を引き続き掲げている。しかし、本気でこの目標を実現するためには、まずは赤字国債頼みの補正予算編成を改めるべきと考えるが、政府の見解を伺う。

三 また、二〇二五年の基礎的財政収支の黒字化が出来る見通しが現状でもあると判断しているのならば、その根拠を示されたい。

四 二〇二五年の基礎的財政収支の黒字化が困難と政府が判断した場合、すぐにそれを国民に対して公にするのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの「補正予算を始めとする近時の歳出の動向」の意味するところが必ずしも明らかではないが、令和五年度補正予算については、令和五年十一月二十日の衆議院本会議において、岸田内閣総理大臣が「今回の補正予算においては、合わせて五兆円となる特定目的予備費を半減し、財源として活用するとともに、国債発行による公債金収入を令和四年度第二次補正予算よりも着実に抑制するなど、平時の歳出構造に向けた一つの道筋を示すことができた」と答弁しているとおり、「経済財政運営と改革の基本方針二〇二三」(令和五年六月十六日閣議決定。以下「骨太方針」という。)における「歳出構造を平時に戻していく」との考え方と整合的であると考えている。

二について

お尋ねの「赤字国債頼みの補正予算編成」の意味するところが必ずしも明らかではないが、骨太方針において、「経済あっての財政であり、経済を立て直し、そして、財政健全化に向けて取り組む」としており、この考え方の下、必要な政策対応と財政健全化目標に取り組むことは矛盾するものではないと考えている。いずれにせよ、政府としては、引き続き、経済再生を進める中で歳出・歳入両面の改革を行い、二千二十五年度の国・地方を合わせた基礎的財政収支の黒字化などの財政健全化目標の達成に向けて取り組んでまいりたい。

三及び四について

令和五年度補正予算等も反映した基礎的財政収支を含む財政健全化の進捗状況については、今後、内閣府が作成する「中長期の経済財政に関する試算」などを参照して、経済財政諮問会議において、評価を行い、明らかにする予定である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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