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我が国の財政についての政府の認識に関する質問主意書
衆議院 第211回 第90号
質問本文
経済財政運営と改革の基本方針二〇二三、いわゆる骨太の方針の取りまとめが行われている。六月七日に開催された令和五年第八回経済財政諮問会議において提示された同方針の原案においては、「持続可能な成長の実現に向けた経済構造の強化」に関し、「経済あっての財政であり、経済を立て直し、そして、財政健全化に向けて取り組むとの考え方の下、財政への信認を確保していく。」としている。また、五月二十九日に財務大臣に手交された財政制度等審議会の建議「歴史的転機における財政」においても同様に、「財政に対する信認」、「財政に対する市場の信認」、「財政余力を確保することが不可欠である。」といった表現が記載されている。
そこで、以下質問する。
一 同方針及び同建議において記載された「財政への信認」、「財政に対する信認」とは具体的に何を意味するのか、教示されたい。
二 同建議において記載された「財政余力」とは具体的に何を意味するのか、教示されたい。
三 同方針においては「経済あっての財政であり、経済を立て直し、そして、財政健全化に向けて取り組む」とあるが、これは経済の立て直しを優先し、当面は財政健全化は考えない、カレンダーベースのプライマリーバランス黒字化目標は置かないという趣旨か、如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
「経済財政運営と改革の基本方針二〇二三」(令和五年六月十六日閣議決定。以下「骨太方針」という。)における「財政への信認」とは、市場や国際社会における我が国の中長期的な財政の持続可能性への信認を示したものである。
また、お尋ねの「財政に対する信認」については、外部有識者を委員及び臨時委員とする審議会である財政制度等審議会の「歴史的転機における財政」(令和五年五月二十九日財政制度等審議会建議)における記載であるところ、その趣旨は、骨太方針における「財政への信認」と同じであると考えられる。
二について
お尋ねの「財政余力」については、令和五年四月十八日の衆議院財務金融委員会において、鈴木財務大臣が「私が財政演説の中で申し上げた財政余力の確保とは、・・・有事の際に、大幅な財政需要が増加するような場合にあっても必要な資金を市場から調達することができるようにしっかりと財政基盤を維持強化すること」と答弁しているところであり、財政制度等審議会の「歴史的転機における財政」における「財政余力」についても、当該答弁とその趣旨を同じくするものと考えられる。
三について
お尋ねについては、骨太方針において、「財政健全化の「旗」を下ろさず、これまでの財政健全化目標に取り組む。経済あっての財政であり、現行の目標年度により、状況に応じたマクロ経済政策の選択肢が歪められてはならない。必要な政策対応と財政健全化目標に取り組むことは決して矛盾するものではない。経済をしっかり立て直し、そして財政健全化に向けて取り組んでいく。」としており、政府として、引き続き、二千二十五年度の国・地方を合わせたプライマリーバランスの黒字化を目指すこととしている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。