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裏絹、羽二重の輸入対策等に関する質問
参議院 第93回 第8号承知していない ×1
質問本文
裏絹、羽二重の輸入対策等に関する質問主意書
裏絹、羽二重は、絹呉服の裏地として広く使用されており、昭和五十四年度の生産量は、二、七五二万二、〇〇〇平方メートル、中国等からの輸入量は一、二七二万五、〇〇〇平方メートルとなつている。
一方、需要は、日本裏絹組合連合会の試算によると三、二〇〇万平方メートルと前年度に比べ大幅にダウンし、需給バランスは八二四万七、〇〇〇平方メートルの供給過剰となつている。
このため、裏絹市況は依然として低迷を続け、生産者は低工賃に苦しみ、裏絹産地の八割は多大な滞貨品を抱えて赤字経営を余儀なくされている。
然るに外国からの絹織物の輸入は、前年度に比べ若干減少しているものの、前記日絹連の試算によればなお需給バランスを超えた高水準で推移しており、不況と輸入製品の挾撃に遭つて、裏絹、羽二重産地はいま崩壊の危機にひんしている。
よつて以下の諸点について質問する。
一 通産省は裏絹、羽二重業界の経営実態をどう把握しているか。
また、同生産地救済のため、これまでどのような対策を講じてきたか。
二 絹製品の需給動向に関し、通産省は昭和五十四年度の見通しをどのようにしてたてたのか、また、本年度についてはどのように予想しているか。
三 通産省では昭和五十四年度の裏絹、羽二重の需要を四、一六〇万平方メートルとしているが、これは業界試算による三、二〇〇万平方メートルを大きく上回る数字である。通産省の需要算定は過大にすぎるのではないか。
過大でないとするなら、その根拠を明確にせよ。
四 絹織物の輸入状況はどうなつているか。とくに昭和五十五年度の輸入枠設定に当たつて如何なる方針をもつているか。
五 業界の景況が好転するまで、外国産羽二重の輸入について、なんらかの措置をすべきだと考えるがどうか。
右質問する。
政府答弁書
一について
裏絹、羽二重業界を含め我が国の絹業界が、原料である生糸の内外価格差及び絹製品需要の大宗を占める和装需要の低迷等の要因により、困難な状況におかれていることは、承知している。
このような絹業界に対し、政府は、織機の共同廃棄事業を推進したほか、繊維工業構造改善臨時措置法、産地中小企業対策臨時措置法等に基づく各種の助成事業等を実施してきている。また、これとともに、二国間協定の締結等により、秩序ある輸入を図つているところである。
二について
絹製品の需給動向については、生産、流通、輸出、輸入、消費等の動向を総合的に勘案しつつ、そのは握に努めているところである。
三について
御指摘の裏絹、羽二重の需要の予測値については、承知していない。
四について
昭和五十五年度の絹織物の輸入は、四月から十月までの輸入実績をみると、昨年同期に比して、二十三パーセント減の千六百十五万平方メートルとなつている。
政府としては、絹織物の輸入枠をあらかじめ設定しているものではないが、中国及び韓国との二国間協定の締結、輸入貿易管理令に基づく輸入管理体制の強化等により、絹織物の秩序ある輸入を図つているところである。
五について
政府としては、中国及び韓国との二国間協定の締結、輸入貿易管理令に基づく輸入管理体制の強化等により、絹織物の秩序ある輸入を図つているところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。