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水俣病対策についての閣議決定および関係閣僚会議に関する質問主意書

衆議院 第129回 第10号検討してまいりたい ×1

提出者
衆議院
提出日
1994年5月27日
内閣転送 1994年5月30日
答弁書受領日
1994年6月14日
提出から18日
答弁の項目数
2
質問 432字/答弁 746字

質問本文

政府は、水俣病患者に対して補償金の支払いを行っているチッソ株式会社に対する金融支援措置につき、一九九三年九月三日の閣議決定は、熊本県を通じた金融支援に関しては、万一不測の事態が発生しチッソ株式会社からの地方債の元利償還財源の確保が困難となった場合、国において万全の措置を講ずるものとするとした。さらに同年十一月十九日には関係閣僚会議において、この閣議決定の趣旨を再確認し、�@同社に対する金融支援の要請等、�A中長期的な観点からの支援策の検討、�B水俣・芦北地域の振興、�C認定業務の促進という四点を了解し申し合わせている。

しかし、政府においては地元熊本県や患者らの期待に反し、チッソ株式会社の経営が深刻化している現在においてもなんら具体的支援策の提示に至っていない。これらについて、以下質問するので回答願いたい。

一 提示に至らない理由は何か。具体的に回答願いたい。

二 右、四点についてのこれまでの検討の経過と今後の見通しについて回答願いたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

チッソ株式会社に対する中長期的な観点からの支援策については、原因者負担の原則を堅持しつつ、同社の中長期的な観点からの経営基盤の維持・強化を通じて、水俣病の認定患者に対する補償金の支払に支障を生じないよう配慮するとともに、あわせて地域の経済・社会の安定に資する観点から、関係省庁において鋭意検討を進めているところであるが、同社の今後の経営見通し等を十分検討する必要があるとともに、法制度との整合性、原因者負担の原則との関係など難しい問題が含まれていることから、いまだ成案を得るに至っていない。

二について

関係金融機関による金融支援措置については、既に当該金融機関に対しその継続を要請したところであり、チッソ株式会社の子会社に対する日本開発銀行の融資についても既に同行に対しその検討を依頼したところである。

チッソ株式会社に対する中長期的な観点からの支援策については、一についてにおいて述べたように、いまだ成案を得るに至っていないところであるが、できる限り早期に成案が得られるよう、関係省庁において鋭意検討を進めてまいりたい。

水俣・芦北地域の振興については、南九州西回り自動車道等の整備や「水俣湾埋立地及び周辺地域開発整備具体化構想」に基づく各般の事業を推進してきているが、今後とも、これらの事業の実施について適切に対処してまいりたい。また、チッソ株式会社における同地域の振興への配慮については、既に同社に対しその協力を要請したところである。

水俣病の認定業務の促進については、国及び関係県において各般の施策を講じているところであり、平成五年度末における未処分者数は、前年度末に比べ六百五十一人減少し、千七百十三人となっている。今後とも、引き続き認定業務の促進に努めてまいりたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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