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海上自衛隊の特殊部隊における隊員の死亡事件に関する質問主意書

衆議院 第170回 第128号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

提出者
国民新党・大地・無所属の会
提出日
2008年10月16日
内閣転送 2008年10月20日
答弁書受領日
2008年10月24日
提出から8日
答弁の項目数
10
質問 870字/答弁 1,008字

質問本文

一 本年九月、広島県江田市にある海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」隊員を養成する第一術科学校の特別警備課程において、一人で十五人を相手にする格闘訓練(以下、「訓練」という。)を受けていた男性三等海曹(以下、「三等海曹」という。)が意識不明になり、約二週間後に死亡していたことが明らかになっているが、「特別警備隊」が設置された目的、訓練内容等、その組織について説明されたい。

二 「訓練」は「特別警備隊」において通常行われている訓練内容か。

三 「特別警備隊」において、過去に隊員が訓練中に死亡した事例はあるか。あるのならば、その死亡理由、年月日、死亡した隊員の年齢、階級等を詳細にした上で全て明らかにされたい。

四 「三等海曹」が死亡してから、防衛省においてどの様な初動対応がとられたか。

五 防衛省において「三等海曹」の死亡を最初に公表したのはいつか。またその際に「三等海曹」の死亡理由についてどの様に公表したか。

六 防衛省は「三等海曹」の死亡をいつ、誰が、どの様な方法で「三等海曹」の遺族に伝えたか。

七 「特別警備隊」の他に海上自衛隊における特殊部隊には、どの様な組織があるのか明らかにされたい。

八 「特別警備隊」以外の特殊部隊において、訓練中に隊員が死亡した事例はこれまであるか。あるのならば、その死亡理由、年月日、死亡した隊員の年齢、階級等を詳細にした上で全て明らかにされたい。

九 各新聞報道によると、「三等海曹」は本年八月に特別警備課程を辞職することを希望しており、「訓練」はそのはなむけとして行われた旨、「三等海曹」の遺族が海上自衛隊幹部より説明を受けたとのことであるが、右は事実か。

十 「訓練」は「三等海曹」に対するいじめであり、特別警備課程を辞める「三等海曹」に対する私的制裁、集団リンチではなかったのか。

十一 この度「三等海曹」が死亡したことにつき、防衛省としてどの様な責任を感じているか。

十二 「三等海曹」が死亡したことにつき、防衛省において誰がどの様な責任をとる考えでいるのか説明されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

海上自衛隊特別警備隊は、海上における警備行動時に不審船の立入検査を行う場合、予想される抵抗を抑止し、その不審船の武装解除等を行うための専門の部隊として、平成十三年三月、海上自衛隊に新編されたものであり、射撃、高速ボートの操縦、潜水、個人格闘技、爆発物の処理等の訓練を実施している。

二について

特別警備隊の格闘訓練において、一人に対して多数の者が順次一対一で組手を行う連続組手は、御指摘の海上自衛隊における死亡事案(以下「当該事案」という。)のほかに平成二十年五月にも行われたことが判明しているが、それ以外のケースがあったか否かは、現在、海上自衛隊の事故調査委員会における調査とともに、海上自衛隊警務隊による捜査が行われているところである。

三について

当該事案を除き、特別警備隊の隊員が、これまで死亡した事例はない。

四について

平成二十年九月二十五日にお尋ねの海上自衛隊員(以下「当該隊員」という。)が死亡した後、同月二十六日に海上自衛隊呉地方総監部において、当該隊員の死亡について対外公表を行った。なお、防衛省としては、当該事案が発生した同月九日に警務隊による捜査を開始するとともに、同月十日には事故調査委員会を設置している。

五について

呉地方総監部は、平成二十年九月二十五日に当該隊員が急性硬膜下血腫のため死亡した旨、同月二十六日に公表した。

六について

当該隊員の遺族は、当該隊員が入院していた病院において、当該隊員の死亡を確認されたものと承知している。

七及び八について

お尋ねの「特殊部隊」が何を指すのか必ずしも明らかではないが、海上自衛隊において、特別警備隊に類する部隊はほかに無い。

九及び十について

当該事案については、現在、事故調査委員会における調査とともに、警務隊による捜査が行われているところであり、現時点においては、事実関係の詳細についてお答えすることは困難であるが、教育訓練管理が適切であったか、当該隊員に対して連続組手を行う必要性が本当にあったか等の観点に立って、更なる解明を進める必要があると考えている。

十一について

防衛省としては、訓練中に隊員が死亡したことは誠に遺憾であり、事実関係の全容解明に向けて厳正に調査を進めるとともに、再発防止を徹底してまいりたい。

十二について

防衛省としては、今後、事実関係の詳細を調査し、それに基づき厳正に対処したいと考えている。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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