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政府見解と異なる歴史認識を発表し更迭された前航空幕僚長に対する防衛省の任命責任等に関する質問主意書
衆議院 第170回 第231号
質問本文
一 政府見解と異なる歴史認識を発表し、本年十月三十一日付で更迭された田母神俊雄前航空幕僚長が航空幕僚長の任に就いた日にちはいつか。
二 田母神氏が航空幕僚長に就任した時、防衛大臣、防衛事務次官、防衛省官房長の任に就いていた者の氏名を明らかにされたい。
三 田母神氏を航空幕僚長とする人事がなされたのは、当時のどの様な経緯によるものか説明されたい。
四 シビリアンコントロールの定義如何。
五 本年十一月十一日、田母神氏に対する参考人質疑(以下、「質疑」という。)が参議院外交防衛委員会で行われ、その際に田母神氏は、政府見解によって言論を統制するのはおかしい旨の発言をしていたと思料するが、右の認識に対する政府の見解如何。
六 「質疑」の際、田母神氏は憲法改正を訴えていたが、右に対する政府の見解如何。
七 「質疑」の際、田母神氏は一九九五年の村山富市内閣総理大臣による談話は、言論統制の道具であるとの認識を示していたが、右の認識に対する政府の見解如何。
八 「質疑」を通じ、田母神氏は自身の思想信条の内容は正しく、それを披瀝した自身の行動に過ちはないとの見解を示しており、更迭されたのは思想信条の内容如何が原因ではなく、シビリアンコントロールに逸脱する行動を自身がとったことが原因であることを、田母神氏自身は全く理解していなかった様に思料する。そもそもこの様なシビリアンコントロールを理解していない人物を航空自衛隊のトップとする人事を行った当時の防衛省幹部は、当然任命責任を負うものと考えるが、防衛省の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
田母神前航空幕僚長が航空幕僚長に任命されたのは、平成十九年三月二十八日であり、その時の防衛大臣は久間章生、防衛事務次官は守屋武昌、大臣官房長は西川徹矢である。
三について
人事に関する検討の過程については、人事管理に係る事務に関し、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれがあることから、明らかにすることは差し控えたい。
四について
シビリアン・コントロールは、文民統制のことを指し、民主主義国家における軍事に対する政治の優先を意味するものと考えている。
五から七までについて
私人の個人的見解の一々について、防衛省として、論評することは差し控えたい。
八について
防衛省としては、田母神前航空幕僚長を航空幕僚長に任命するに当たって、同氏のこれまでの経歴、能力、人格等を総合的に判断して、同氏の任命を行ったところである。
現役の航空幕僚長が、平成二十年十月三十一日に公表された論文のように、政府の認識と明らかに異なる見解を公にしたこと等については、極めて遺憾なことと考えており、このようなことが再発することのないよう努めてまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。