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我が国の刑事訴訟に係る手続きについて述べた財務大臣の発言等に関する質問主意書
衆議院 第171回 第239号お答えすることは困難 ×1
質問本文
本年三月三日、民主党小沢一郎代表が政治資金規正法に違反する形で西松建設より献金を受けていたとして、小沢代表の資金管理団体の会計責任者である公設第一秘書が逮捕された。右の事件に関し小沢代表が「異常な手法」と、自身の秘書を逮捕するという検察のやり方を批判していることについて、同月二十一日付の新聞報道によると、与謝野馨財務大臣は前日の二十日、民間テレビ局の番組収録において、「日本の刑事訴訟手続きは世界で一番民主的で透明性が高い。日本の刑事司法に対する信頼性に、もう少し理解を進められたらいいのではないか」との苦言を呈したとのことである。右を踏まえ、質問する。
一 一般に、ある刑事事件に係る刑事訴訟の手続きに関して閣僚が言及することは適当であるか。麻生太郎内閣総理大臣の見解如何。
二 前文で触れた与謝野大臣の発言(以下、「与謝野発言」という。)は、財務大臣としての公式見解か。
三 「与謝野発言」に対する麻生総理の見解如何。
四 麻生総理としても「与謝野発言」と同様の認識を有しているか。
五 「与謝野発言」は、麻生内閣としての公式見解か。
六 「与謝野発言」にある「民主的」の定義に関する与謝野大臣の認識如何。
七 「与謝野発言」にある「透明性が高い」の定義に関する麻生総理の認識如何。
八 与謝野大臣が、我が国の刑事訴訟手続きは世界で一番民主的で透明性が高いと認識している根拠如何。何をもって我が国の刑事訴訟手続きが最も民主的かつ透明性が高いと言えるのか、その具体的根拠を示されたい。
九 与謝野大臣は、検察による容疑者への取り調べ、または将来参考人や証人となる人物に対する聴取の実態を正確に把握しているか。
十 「与謝野発言」は、九の実態を踏まえてのものか。与謝野大臣の見解如何。
十一 我が国における刑事裁判の有罪率は九十九%を超えていると承知するが、確認を求める。
十二 十一の実態を鑑みる時、我が国の司法並びに刑事訴訟手続きが世界で一番民主的で透明性が高いとはとても言えないと考えるが、与謝野大臣の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「ある刑事事件に係る刑事訴訟の手続きに関して閣僚が言及すること」の意味するところが明らかでないため、お答えすることは困難である。
二から八まで、十及び十二について
御指摘の発言については、政治家個人としての見解を述べたものであると承知しており、政府としてお答えする立場にない。
なお、我が国の刑事訴訟手続については、公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ、事案の真相を明らかにし、刑罰法令を適正かつ迅速に適用実現することができるよう、令状主義を始めとする厳格な手続が法定されているところである。
九について
与謝野財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融、経済財政政策)は、お尋ねの取調べや聴取の実態について把握する立場にはない。
十一について
平成十九年の刑事裁判の第一審における有罪率は、約九十九・九パーセントであったと承知している。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。