Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第180回

年金財源の国庫負担分二分の一のうち二・六兆円を交付国債で賄うことの問題点に関する質問主意書

衆議院 第180回 第63号

提出者
自由民主党・無所属の会
提出日
2012年2月10日
内閣転送 2012年2月15日
答弁書受領日
2012年2月21日
提出から11日
答弁の項目数
4
質問 451字/答弁 916字

質問本文

平成二十四年二月十日の衆議院予算委員会において、安住財務大臣が年金財源の国庫負担分二分の一のうち二・六兆円を交付国債で賄うことについて、必ずしも良い選択ではなかったとの認識を示されたことは、率直に評価するものである。ついては、交付国債に係る後年度の問題点として財政当局が懸念される事柄に関し、以下四項目にわたり質問する。

一 平成二十三年度において、原子力損害賠償支援機構に対し、交付国債五兆円を交付した理由及び現状において現金化された金額を伺う。

二 年金財源のうち、二・六兆円を交付国債で賄うこととされているが、当該交付国債は当分の間、現金化されることはないものと思料する。内閣の見解を伺う。

三 この交付国債については、後年度において消費税率の引き上げによって返済することが予定されているが、一般論として財政規律の観点から、交付国債の持つ問題点及び懸念される事項について、財務省の見解を伺う。

四 この交付国債について、特例公債(いわゆる「赤字国債」)によらなかった理由を確認する。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

東京電力株式会社の福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所の事故の被害者に対する同社による賠償金の支払に万全を期し、原子力損害賠償支援機構が同社に対する特別資金援助に係る資金交付を行うために必要となる資金の確保に用いるため、平成二十三年十一月四日に認定した特別事業計画に基づき、同年十一月八日に二兆円、同年十二月九日に三兆円、合計五兆円の国債を同機構に交付した。このうち、平成二十四年二月二十一日時点で、五千五百八十七億円が償還されている。

二について

平成二十四年度における基礎年金の給付に要する費用等の二分の一に相当する額と三分の一に千分の三十二を加えた率を乗じて得た額との差額に相当する額(以下「差額相当額」という。)を国庫が負担するために発行し交付する国債の償還については、「社会保障・税一体改革大綱」(平成二十四年二月十七日閣議決定)において「消費税引上げ後に消費税収により行う。」としており、政府としては、平成二十六年度以後に二十年程度をかけて償還することを検討している。

三について

財務省としては、いわゆる交付国債の発行については、国が債務を負担する必要性を見極めて行う必要があり、また、当該交付国債の償還時において償還費用が歳出予算に計上されることを踏まえ、将来にわたる財政規律を損なわないよう留意して行う必要があると考えている。

四について

平成二十四年度における差額相当額の取扱いについては、国民年金法等の一部を改正する法律(平成十六年法律第百四号)附則第十六条の二第一項において「必要な税制上の措置を講じた上で国庫の負担とするよう、必要な法制上及び財政上の措置を講ずるものとする。」と規定されていることを踏まえ、「平成二十四年度予算編成の基本方針」(平成二十三年十二月十六日閣議決定)において「税制抜本改革により確保される財源を活用して年金財政に繰り入れることとし、平成二十四年度予算編成における取扱いを検討する。」とし、これに沿って、当該差額相当額を国庫の負担とするための財源を、御指摘のようないわゆる赤字国債の発行により確保するのではなく、税制抜本改革により確保することとしたものである。

衆議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2012年3月9日 橘 慶一郎(自由民主党・無所属の会) 答弁 2012年3月21日
衆議院 第180回 第128号
提出 2012年2月16日 若林 健太 答弁 2012年2月24日
参議院 第180回 第31号お答えすることは困難 ×1
提出 2012年2月22日 加藤 勝信(自由民主党・無所属の会) 答弁 2012年3月2日
衆議院 第180回 第95号
提出 2000年5月18日 山本孝史 答弁 2000年5月30日
衆議院 第147回 第30号お答えすることは困難 ×1
提出 2011年2月3日 横山 信一 答弁 2011年2月10日
参議院 第177回 第43号お答えすることは困難 ×1
提出 2016年8月1日 本村 賢太郎(民進党・無所属クラブ) 答弁 2016年8月8日
衆議院 第191回 第47号
提出 2008年10月24日 滝 実(無所属) 答弁 2008年11月4日
衆議院 第170回 第159号
提出 2011年2月7日 秋葉 賢也(自由民主党・無所属の会) 答弁 2011年2月15日
衆議院 第177回 第49号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる