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ロシア二百海里内のサケ・マス流し網漁を二〇一六年一月から禁止する法案に関する質問主意書
衆議院 第189回 第268号
質問本文
ロシア下院は本年六月十日の本会議で、ロシア二百海里内のサケ・マス流し網漁を二〇一六年一月から禁止する法案(以下、「法案」とする。)を可決した。
右を踏まえ、質問する。
一 今回「法案」が可決されるということを、日本政府はいつの時点で確認したか明らかにされたい。
二 ロシア下院で、「法案」が可決されるまでに、在ロシア日本国大使館はどのような働きがけをしたのか。また、在ロシア日本国大使館の誰が、ロシア農業省の誰に働きがけをしたか、その詳細を具体的に示されたい。
三 「法案」は二十四日の上院本会議で承認される流れと承知するが、政府はこの二十四日までにどのような働きがけをするか明らかにされたい。
四 今回の「法案」については早くから地元根室釧路地区では心配や懸念をしていたが、日本政府(農水省、外務省)は具体的にどのような認識でいて、ロシア側にどのような働きがけをしてきたか時系列をもって明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
政府としては、平成二十七年六月十日、ロシア連邦国家院のウェブサイトに掲載された情報により、御指摘の「法案」が可決されたことを確認した。
二及び四について
政府としては、御指摘の「法案」が成立した場合、ロシア連邦の二百海里水域において、我が国漁業者が従来の漁法を用いた操業をすることができなくなる可能性があるものと認識しており、同水域において我が国漁業者がこれまでどおり操業を継続できるよう、累次にわたり、様々なレベルでロシア連邦政府、ロシア連邦議会等の関係者への働きかけを行ってきている。
具体的には、平成二十六年十一月の北京におけるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の際の日露首脳会談において、安倍内閣総理大臣からプーチン・ロシア連邦大統領に対して直接働きかけを行ったほか、同年十二月に西川農林水産大臣(当時)からフョードロフ・ロシア連邦農業大臣(当時)に対し、平成二十七年一月に岸田外務大臣からシュヴァロフ・ロシア連邦第一副首相に対し、それぞれ書簡による働きかけを行い、同年四月にも改めて安倍内閣総理大臣からプーチン・ロシア連邦大統領に対し、書簡による働きかけを行った。また、平成二十六年十一月以降、原田ロシア連邦駐箚特命全権大使から、フョードロフ・ロシア連邦農業大臣(当時)、シェスタコフ・ロシア連邦農業次官兼ロシア連邦漁業庁長官を始めとするロシア連邦政府及びロシア連邦議会の高いレベルの関係者に対して働きかけを行うなど、在ロシア連邦日本国大使館を通じたロシア連邦政府及びロシア連邦議会への働きかけを累次にわたり行ってきている。
三について
ロシア連邦連邦院における御指摘の「法案」の審議日程は現在のところ明らかでないが、政府としては、我が国漁業者が操業を継続できるよう、引き続き、ロシア連邦政府及びロシア連邦議会に対し粘り強く働きかけを行っていく考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。