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水俣病の「救済が終わった」というチッソ社長の発言に関する質問主意書

衆議院 第196回 第269号承知していない ×1

提出者
立憲民主党・市民クラブ
提出日
2018年5月2日
内閣転送 2018年5月9日
答弁書受領日
2018年5月15日
提出から13日
答弁の項目数
2
質問 548字/答弁 302字

質問本文

五月一日に行われた「水俣病犠牲者慰霊式」の後、参列した原因企業チッソの後藤舜吉社長は、事業子会社であるJNCの株式売却要件の一つである「救済の終了」について「異論があるかもしれないが、私としては救済は終わっている」と取材に答え、JNC株式の売却もやりたいと語ったと報じられています。

水俣病被害者救済特別措置法では「市況の好転」と「救済の終了」を条件に、環境相の承認を得てJNC株式を売却できる手続きが盛り込まれており、後藤社長の発言はこの条件に当てはまっているという認識からのものだと考えます。

この発言を受けて中川雅治環境大臣は「現時点で救済の終了とは言いがたい」との見解を示したと報じられていますが、改めて、政府の見解を確認いたします。

一 水俣病については被害者からの訴訟が継続しており、救済が終わったとは言えない状況であると考えますが、政府の見解を伺います。

二 現時点でチッソからJNC株式を売却したい旨の申請があった場合、環境大臣はこれを承認するのですか、政府の見解を伺います。

三 訴訟が継続している中で、原因企業のトップがこのような発言をすることは被害者の感情を蔑ろにし、原因企業として反省が感じられない非常に不適切な発言であると考えますが、政府の見解を伺います。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

公害健康被害の補償等に関する法律(昭和四十八年法律第百十一号)第四条第二項の規定による水俣病に係る認定の申請がされ、また、水俣病に関して損害賠償等を求める訴訟が提起されている状況を踏まえれば、水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法(平成二十一年法律第八十一号)第十三条に規定する「救済の終了」とは言い難いと考えており、そのため、環境大臣として、同法第十二条第一項の承認をすることができる状況にはないと認識している。

三について

御指摘のような発言に関する報道があったことは承知しているが、その発言の具体的内容は承知しておらず、政府として見解を述べることは差し控えたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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