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落花生の保護関税採用と輸入自由化等に関する質問主意書
衆議院 第59回 第4号お答えすることは困難 ×1
質問本文
衆議院議長 石井光次郎 殿
落花生の保護関税採用と輸入自由化等に関する質問主意書
落花生の輸入に関しては、商社割当制度の下に、農林省を中心として生産者、需要者及び商社の三者をもつて構成する落花生懇談会に諮り輸入の数量調整を行なうことにより、計画輸入が行なわれているが、国内生産実数は正確なは握が困難なため、年度によつては予想量を大きく下回り、ために計画輸入が行なわれても供給面に大きな不足現象を生じ、落花生価格の異常な暴騰となつて業界に打撃を与える等の事態を生じており、これを放置すべきではないと考える。
よつて、以下の事項について、政府の見解を明らかにされたい。
一 本年度の場合は、大粒種においては国内価格が輸入価格の倍額程度まで暴騰したため、輸入差益より発生する利権をめぐり、業界内に紛争が絶えない現状であるが、現行の輸入方式を続ける限り、このような事態の発生を防止しがたいと考えるがどうか。
二 輸入商社は、大粒種のうち五十パーセントを日本煎豆落花生協同組合連合会に対して需要者割当方式の形で供給するほかは、大粒種、小粒種とも自由販売を認められており、その結果、価格暴騰による利益は商社ないしはとん屋により不当に独占されていると考えられるがどうか。
三 落花生は、国内生産が停滞しているのに比べて需要は順調に伸びているので、輸入に対する依存度が次第に強まつており、いかにして国内生産を保護しつつ、需要に見合う輸入量を確保すべきかが緊切な問題となつているが、これがためには、現行一〇%の暫定関税の期限到来と同時にこれを廃止し、保護関税の採用と輸入の自由化に踏み切り、よつて、もつて需給と価格の安定を図ることが緊要と考えるがどうか。
右質問する。
政府答弁書
落花生は、関東、東海、南九州の畑作地帯における重要な商品作物であり、かつ、内外価格差が大幅であるため、国内生産保護の見地から輸入割当制度を採用しているものである。
輸入割当数量については、需給計画に基づいて、需要をみたすだけの十分な数量を確保するとともに需給関係の変動に応じて追加割当の措置を講ずるよう努めているが、四十二年産落花生については、国内産落花生の生産が当初見込数量を下回り、輸入割当数量を増枠したにもかかわらず、大粒種の主要な輸出国である中共の国内事情のために、中共からの輸入が増加できず、国内価格の高騰に至つたものである。
従つて、最近の価格の高騰は、輸入方式に起因するものではないと考えるが、今後とも国内流通事情および海外の輸出余力等も勘案しつつ、その適切な運用を期してまいりたい。
なお、落花生の自由化については、当面の内外の需給動向および価格事情を考慮すると、国内産の保護のためには、現状ではこれを行なうことは困難であると考えられる。また、関税率については、このような自由化の見込み等を勘案しつつ、今後さらに検討いたしたい所存である。
右答弁する。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。