Model Context Protocol(MCP)
AIエージェントが外部データ・ツールへ安全に接続するための標準プロトコル
概要
Model Context Protocol(MCP)は、AIエージェント(Claude Code、Claude Desktop、Codexなど)が外部のデータソースやツールに安全に接続するための標準プロトコルです。アプリケーションが持つデータや機能をAIエージェントに橋渡しし、設定を1行追加するだけでAIの「調べもの先」や「操作範囲」を拡張できるようにします。
Kurage製品での活用
kurage-products に登場する商品のうち、以下がMCPサーバーを同梱しています。
Kurage AI MOM(AI議事録作成システム)
- 会議録音からAIが議事録の下書きを作り、人が承認したものだけが確定議事録になるシステムです。
- 同梱のMCPサーバーをClaude Code / Claude Desktopに1行登録すると、「先月の定例で決まったことは?」のような質問に、自社の議事録を根拠として答えます。
- 参照できるのは人が承認して確定した議事録だけで、未承認のAI下書きは出ません。読み取り専用・追加インストール不要です。
kdbagent(データベース管理ツール)
- 設定で宣言した「表・列・操作」だけを安全に参照・検索・編集できるDB管理ツールです。
- MCPサーバーを同梱しており、Claude Code / Codex / Claude Desktopに1行登録すると、「顧客の電話番号を直しておいて」を範囲内だけで安全に実行できます。
- 宣言していない表・列・削除は、ブラウザからもコマンドからもMCP経由でも実行できません。HTTPS経由で既存サーバーに繋ぐリモート版と読み取り専用モードも用意されています。
MCPが実現する設計パターン
- config-declared-scope — MCP経由のアクセスも、設定で宣言した範囲だけに制限します。kdbagentはこの原則をMCPにも適用した例です。
- approval-workflow — 人が承認したデータだけをAIの参照対象にします。Kurage AI MOMは確定済み議事録のみをMCPで公開します。
- trust-boundary — AIエージェントに与える権限を最小化し、台帳への直接書き込みを防ぎます。読み取り専用や範囲限定がその具体化です。
- self-hosting — データが外部クラウドに出ない構成と組み合わせることで、秘匿性の高い業務データにもMCPを適用できます。
まとめ
MCPは、AIエージェントの利便性とデータ保護・権限制御を両立させるための重要な仕組みです。kurage-platform の製品群では、MCPサーバーを同梱することで「AIに任せられる範囲」と「人が承認・管理すべき範囲」を明確に分離し、安心してAIを実業務に導入できる設計を取っています。
関連ページ
- ai-agent
- config-declared-scope
- approval-workflow
- trust-boundary
- self-hosting
- kurage-platform
- kurage-ai-mom
- kdbagent
- claude-code
- codex
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