Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第10回

以西底曳網漁業対策に関する質問主意書

参議院 第10回 第3号お答えすることは困難 ×1

提出者
参議院
提出日
1951年1月22日
内閣転送 1951年1月30日
答弁書受領日
1951年2月2日
提出から11日
答弁の項目数
0
質問 718字/答弁 1,003字

質問本文

第一、西部海域における漁区拡張について

以西底曳網漁業は、資源枯渇防止の見地から、多数の漁船の整理が強行せられ、多くの犠牲者を出したにかかわらず、漁獲は甚だしく減少し、漁業用資材の価格と魚価との権衡が、著しく失われているため、経営極めて困難となり、従業者に対する賃金の不払、遅配、租税の滞納等が相次ぐの現状である。この窮状を打開する根本策は、漁区拡張以外にあり得ないと考えられるが、政府は速やかに関係方面に要請して、これを解決すべきではないか。

第二、漁業取締の改善について

以西底曳網漁船のマツカーサー・ライン侵犯に対する取締が甚だ厳重を極め、犯則摘発に没頭するの方針を改め、宜しく指導保護に重点を置く考えはないか。

第三、漁船行動の安全保護について

以西底曳網漁船が、屡々第三国人から不法拿捕等を受けており、朝鮮事変以来一層甚だしいのであるが、その結果は操業自体が甚だしく不安になりつつあるのみならず、生命財産に重大な危害を受けることすらあるのである。この際、漁船の行動に関し有効適切な保護措置を講ずべきではないか。

第四、漁業用資材対策について

以西底曳網漁船の場合だけではないが、最近の国際情勢の変動による漁業用資材価格の暴騰が、漁業経営に致命的打撃を与えつつあることは明白の事実であるが、これに対し速やかに有効適切な措置が講ぜらるべきではないか。

以上の諸件に対する、政府の現に採りつつある、又は今後採らんとする具体的方策に関する所見を伺いたい。

〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1

電話:03-3581-3111(大代表)

アクセス

利用案内

著作権

免責事項

プライバシーポリシー

サイトマップ

© 参議院

参議院の原文・経過

政府答弁書

第一 以西底曳網漁業が現在ほう着している諸種の困難は主として漁区の制限に起因することは御意見の通りであり、従つて政府は従来とも鋭意その拡張について種々総司令部に懇請して来たが、今なお拡張を見るに至らぬことは誠に遺憾である。

しかし農林大臣は去る二十二日総司令部に天然資源局長を往訪し、本年初頭の現地視察に基いて、漁業の実情を説明するとともに重ねて漁区拡張を懇請したし、今後共政府は機会あるごとに漁区拡張に向つて最善の努力を傾注し、関係業者は勿論広く国民の御期待に副いたいと考えている。

第二 単に以西底曳漁船のみでなく凡ての漁船がその操業区域を厳守すべきことは、恢復しつつあるわが国の国際的信頼を更に昂揚する上に絶対的に必要な要件であり、又総司令部より常に注意せられている所である。従つて漁業監視船の任務の重点を指導保護に置いて、取締を第二義的にすることは、却つて関係諸国の疑惑を招き過去に払い来つた幾多の努力を水泡に帰せしめ、今後の漁業の発展に禍根を残す懸念が多分にあり、他方現下諸般の情勢からすれば寧ろその取締を一層強化する必要があるものと認められる。

第三 旧臘から年頭にわたつて六隻の底曳漁船が韓国及び中共側に拿捕されたことは誠に遺憾であるが、最近乗組員全員及び韓国に拿捕された漁船が夫々帰還し又は返還せられたことは御同慶に堪えない。

なお中共側に拿捕され、未だ返還せられない漁船については拿捕当時の状況を取調べた上関係方面と連絡し、その返還を計りたいと考えておる。

政府としては現在のところ直接保護対策を講ずることは困難であるので、各漁船に対しては注意を喚起するとともに場合によつては総司令部に対しその保護方を依頼することも考慮中である。

第四 漁業用燃油、漁業用綿撚糸、綿漁網、マニラ製品等漁業用資材は主として海外からの輸入に仰ぐもので国際物価の高騰に伴いその変動は避け得られず、これがため漁業経営に致命的打撃を与えているが、この場合、公定価格の設定ある燃油及び漁網等の値上については関係方面と接衝し極力最少限度に止めるよう努力している。

なお、漁獲物を有利に販売するため対日援助見返資金の活用により漁業者のため産地並びに消費地の製氷、冷蔵庫網の整備を図り、需給の調整を行い魚価の維持に努力しつつあるの外、水産貿易を振興し、漁獲物の高度利用を奨励する等漁業経営の安定に資する諸策を考究中である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 1951年10月30日 青山 正一 答弁 1951年11月10日
参議院 第12回 第2号
提出 1951年10月30日 青山 正一 答弁 1951年11月10日
参議院 第12回 第3号検討してまいりたい ×1
提出 1952年11月1日 青山 正一 答弁 1952年11月14日
参議院 第15回 第6号検討してまいりたい ×1
提出 1956年1月30日 青山 正一 答弁 1956年2月7日
参議院 第24回 第2号お答えすることは困難 ×2
提出 1954年5月13日 伊東岩男 答弁 1954年5月21日
衆議院 第19回 第18号お答えすることは困難 ×1
提出 1977年6月7日 星野 力 答弁 1977年6月14日
提出 1952年10月25日 青山 正一 答弁 1952年11月11日
参議院 第15回 第4号お答えすることは困難 ×1

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる