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低血糖症に関する質問主意書
参議院 第170回 第4号趣旨が明らかではない ×1承知していない ×1
質問本文
低血糖症は現代社会に広く蔓延しているといわれ、近年は子どもの低血糖症が増えていると指摘されている。その一方で、低血糖症の症状は多様なため、ときに、糖尿病やアレルギー、統合失調症などの精神疾患と誤診される事例もあると指摘されている。低血糖症に対する適切な診断・治療体制の整備が望まれるとともに正確な理解の普及が必要である。
以下、質問する。
一 様々な治験例から統合失調症やうつ病、パニック障害などの精神疾患の中には各種ホルモンの異常や代謝性疾患に伴う精神症状、栄養欠損による低血糖症等が含まれることが指摘されているが、精神疾患と低血糖症との関係について国の見解を明らかにされたい。
二 分子栄養学の知見では、五時間糖負荷検査の結果、精神疾患の中には栄養欠損による低血糖症が見られるといわれているが、国の見解を示されたい。
三 現在、保険適用となるのは二時間糖負荷検査で、この検査は糖尿病の疑いがないとされていない。精神疾患か低血糖症かを正しく判断するためには五時間糖負荷検査が必要との指摘もあるが、国はどのように認識しているのか、見解を示されたい。
四 米国の精神科医が精神障害の診断に使う「DSM」分類では精神症状と身体的な発病、栄養疾患との関連が記述されている。このような取り組みは日本でも必要ではないかと思われるが、見解を明らかにされたい。
五 子どもの低血糖症が増えている現状に鑑み、低血糖症に対する正しい理解の普及が必要と思われるが、見解を明らかにされたい。
六 低血糖症の治療には薬代がかさむため、医療面、経済面での支援の検討を望む声が強いが、見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
低血糖症は、血糖値が生理的な調節範囲を外れて低下し、そのために中枢神経系及び自律神経系の機能異常を来した状態であると承知している。低血糖症による中枢神経系の機能低下に伴う症状として行動変容や錯乱等の精神症状を生ずる場合もあると承知しているが、御指摘のような治験例や知見については承知しておらず、一般に低血糖症により統合失調症、うつ病又はパニック障害が発症するとは考えられていないと承知している。
三について
お尋ねについては、時間のいかんにかかわらず、既に糖負荷試験が保険適用の対象となっており、医師が個々の患者の症状に応じ、必要に応じて当該試験を実施しているものと認識している。
四について
御指摘の「このような取り組み」が何を指すのかが必ずしも明らかではないが、既に我が国においても、一般に精神症状と身体疾患が関連を有する場合があることについては広く認識され、御指摘の「DSM」分類が精神障害の診断に広く用いられているものと承知している。
五について
子どもの低血糖症が増えているという現状にあるとは、認識していない。
六について
低血糖症そのものに対するブドウ糖の投与など一般的に必要な治療については、保険適用の対象となっているところであり、低血糖症の治療について、新たに医療費の助成等の措置を講ずる必要はないものと考えている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。