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「関西文化学術研究都市」区域内に存在する祝園弾薬庫に関する質問主意書

参議院 第171回 第18号

提出者
参議院
提出日
2009年1月28日
内閣転送 2009年2月2日
答弁書受領日
2009年2月6日
提出から9日
答弁の項目数
3
質問 648字/答弁 429字

質問本文

「関西文化学術研究都市建設促進法」(一九八七年施行)により国家的事業として位置づけされ、国立国会図書館(関西館)等の施設が立地する「関西文化学術研究都市」には、太平洋戦争時には東洋一とまで言われた大弾薬庫が、戦後は自衛隊の「陸上自衛隊関西補給処祝園弾薬支処」(以下、「祝園弾薬庫」という。)として配備されている。

「関西文化学術研究都市建設促進法」施行から二十年が経過し、事業の進捗に伴い周辺整備が進んできた今日、「学術研究都市」の中心部に存在する祝園弾薬庫が、爆発事故を起こした場合はもちろん、日本政府も批准し、武力紛争時の軍民分離の原則を定めたジュネーブ条約遵守の観点からも、周辺に多大な被害を与えるであろうと予測される現状は、問題を抱えているといわざるを得ない。このような事態は一日も早く解決しなければならないと考える。

そこで以下質問する。

一 関西文化学術研究都市建設の現状に鑑みて、祝園弾薬庫の移転について検討を行うべき時期に来ていると考えるが、いかが。

二 早期移転が困難であるならば、自然災害被災時及び武力攻撃を受けた際の被害予測並びに祝園弾薬庫周辺の安全対策を明らかにされたい。

三 祝園弾薬庫は、建設から六十年以上経過し、施設の老朽化が進行していると判断されるが、安全対策の現状について明らかにされたい。

四 祝園弾薬庫への弾薬の搬入・搬出時の安全対策、事故防止策について明らかにされたい。

五 祝園弾薬庫と民間施設との「必要離隔距離」について明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

お尋ねの陸上自衛隊関西補給処祝園弾薬支処(以下「祝園弾薬支処」という。)における火薬庫の整備及び火薬類の貯蔵に当たっては、火薬類による災害を防止し、公共の安全を確保することを目的とする火薬類取締法(昭和二十五年法律第百四十九号)等の関係法令に基づき、適切に行っており、当該火薬庫周辺における安全を十分確保していることから、その移転については、考えていない。

三及び四について

御指摘の弾薬の搬出入を含む祝園弾薬支処における火薬庫の管理・運営に当たっては、火薬類取締法等の関係法令を遵守しており、その安全を十分確保しているところである。また、防衛省においては、火薬類を取り扱う者に対し、火薬類による災害の発生防止その他の火薬類の安全管理に必要な教育を行うなど、安全対策及び事故防止に努めている。

五について

祝園弾薬支処の火薬庫については、火薬類取締法施行規則(昭和二十五年通商産業省令第八十八号)第二十三条に規定する保安距離を確保している。

参議院の原文

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