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朝鮮学校への高校授業料無償化適用に関する質問主意書

参議院 第176回 第123号お答えすることは困難 ×1

提出者
参議院
提出日
2010年11月26日
内閣転送 2010年12月1日
答弁書受領日
2010年12月7日
提出から11日
答弁の項目数
2
質問 1,019字/答弁 396字

質問本文

平成二十二年十一月二十四日、文部科学省は、北朝鮮による韓国延坪島砲撃を理由として、朝鮮学校への高校授業料無償化適用手続きを当面停止する方針を決定した。

朝鮮学校への高校授業料無償化適用については、拉致問題未解決の現状や、わが国の教育基本法の理念から大きく外れた思想教育や反日教育が行われている実態があるにもかかわらず、教育内容を不問とし、また、朝鮮学校と朝鮮総連との関係について、本年十一月十七日の参議院予算委員会で公安調査庁長官が「朝鮮総連は、朝鮮高級学校などの朝鮮人学校での民族教育を愛族愛国運動の生命線と位置付け、北朝鮮、朝鮮総連に貢献し得る人材の育成に励んでいるというところでございます。そして、朝鮮総連の影響は、朝鮮人学校の教育内容、人事、財政に及んでいると、このように承知しております。」、「朝鮮人学校におきます教科書を見てみますと、朝鮮総連の傘下事業体であります学友書房が作成した教科書を用いて、北朝鮮の発展ぶりあるいは金正日総書記の実績を称賛する内容が含まれていると、このように承知いたしております」と答弁しているにもかかわらず、政府の強硬な方針で進められてきた事項である。

今回の砲撃事件を機に、一転して、手続き停止とした理由につき、高木文部科学大臣は「平和の根底を揺るがす問題」と述べている。

そこで、次のとおり質問する。

一 北朝鮮による日本人拉致事件は、許し難いわが国の主権侵害、また、国民の生命を脅かす人権問題であると考えるが、現内閣においては「平和の根底を揺るがす問題」にはあたらないということなのか。政府の見解を示されたい。

二 北朝鮮は、平成十八年に日本海にむけミサイルを発射し、同年十月には核実験をするなど、これまでも世界平和・協調とはかけ離れた国である。日本政府が、今回の砲撃事件を発端として初めて「世界の平和を脅かす行為」と非難し、手続き停止を決定したことについては、対応や判断の遅れがあったと指摘せざるを得ない。この点についてどのように考えるか。

三 なぜ、即刻「中止」という判断ではなく、手続き「停止」なのか。

四 今後、どのような状況変化があった場合、手続き「停止」決定を撤回するのか。

五 本年十一月二十五日、参議院予算委員会において菅総理大臣は、手続き停止の撤回について「今後の推移を見守りながら」としか答弁していない。基準を示せない、すべて場当たりの政治を恥と思わないのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

北朝鮮による拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、その早期解決は、最大限の努力を尽くさなければならない課題であると認識している。

二から五までについて

今回の北朝鮮による砲撃は、我が国を含む北東アジア地域全体の平和と安全を損なうものであり、政府を挙げて情報収集に努めるとともに、不測の事態に備え、万全の態勢を整えていく必要があることに鑑み、現時点で、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律施行規則(平成二十二年文部科学省令第十三号)第一条第一項第二号ハの規定に基づく指定の手続を一旦停止することとしたものであり、「対応や判断の遅れがあった」との御指摘は当たらないものと考える。また、当該手続を再開する時期については、今後の事態の推移を見極めながら判断することとなるものであり、現段階でお答えすることは困難である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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