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預託法に基づく株式会社安愚楽牧場からの報告に関する質問主意書
参議院 第179回 第24号承知していない ×1
質問本文
平成二十三年十一月十四日の参議院消費者問題に関する特別委員会において、山岡消費者及び食品安全担当大臣は、株式会社安愚楽牧場が平成二十二年夏、預託法に基づき消費者庁に対し経営状況の報告を申し出たにもかかわらず、報告を受けずに放置してきたことを認める答弁を行った。同社を取り巻く問題が史上最大の消費者被害事件と呼ばれるまでに拡大した背景には、消費者庁の怠慢があることは明らかであり、極めて遺憾である。これに関して、以下のとおり質問する。
一 農林水産省は平成二十一年二月、預託法に基づき同社に立入調査を行った。同調査で明らかになった当時の同社の経営状況について明らかにされたい。
二 農林水産省は平成二十一年三月、同社に対し経営状況に関する定期報告を要請した。これに対する同社からの報告の時期と内容について明らかにされたい。
三 同社は平成二十二年夏、消費者庁に対し報告を申し出たが、前述の同大臣の答弁のとおり、消費者庁はこれを放置した。同社が報告を申し出た時点から、消費者庁が同社からの報告を受けなくても問題ないと判断した時点までの経過について、それぞれの日付を含めて明らかにされたい。併せて、そのように判断した理由について、政府の見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
平成二十一年一月、農林水産省は、特定商品等の預託等取引契約に関する法律(昭和六十一年法律第六十二号。以下「預託法」という。)第十条第一項の規定に基づき、有限会社安愚楽共済牧場(当時)に立入検査を行った。この立入検査は預託法違反の有無を調査するために行ったものであり、財務諸表等の検査は行ったが、同社の経営状況の詳細については把握していない。
二について
お尋ねの報告については、平成二十一年七月十四日付けで、株式会社安愚楽牧場から農林水産省に対し、預託法第三条の規定に基づき顧客に対し交付している書面等、預託法第六条に規定する業務及び財務の状況を記載した書類、平成二十年度の事業報告書及び決算書類、同年度の法人税に係る確定申告書及びその添付書類の写し並びに決算期現在における牛の飼養状況についての書類が提出されている。
三について
平成二十二年七月、株式会社安愚楽牧場から消費者庁取引・物価対策課(当時)に対し、預託法の遵守状況について報告したい旨の連絡があった。消費者庁としては、二についてで述べた同社からの報告により、一についてで述べた立入検査において、農林水産省が同社に指摘した財産の状況を記載した書類における記載の不備が改善され、預託法上の問題はないことが確認されていたこと、また、独立行政法人国民生活センター及び全国の消費生活センターに寄せられている苦情・相談情報に、同社の預託法違反をうかがわせるものは見受けられなかったことから、同社に対して、必要と判断した場合には話を聞く旨を回答した。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。