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原子力規制委員会による新規制基準適合性に係る審査の体制等に関する質問主意書
参議院 第186回 第18号お答えすることは困難 ×1
質問本文
現在、我が国の原子力発電所は全て運転を停止しており、従来、原子力発電によって賄われてきた電力のほとんどを天然ガス等による火力発電で埋め合わせている。原子力発電の全面的な停止は、もともと脆弱であった我が国のエネルギー供給体制を危機的な状態に陥らせており、また、電気料金の上昇を招き、企業や家計への大きな打撃となりかねない。このため、安全性の確保を大前提としつつも、原子力規制委員会による新規制基準適合性に係る審査(以下「適合性審査」という。)を効率的に進め、一刻も早く原子力発電所の再稼働を実現しなければならない。そのために、適合性審査の体制強化が必要との観点から、以下質問する。
一 適合性審査の最初の申請から既に約七か月が経過したが、一つとして審査終了の見通しは立っていない。審査にこのような長期間を要している原因をどのように分析しているか、政府の見解を明らかにされたい。
二 原子力規制委員会による適合性審査の実施体制は極めて不十分である。政府は、前国会に私が提出した「原子力規制委員会による新規制基準適合性に係る審査に関する質問主意書」に対する答弁書(内閣参質一八五第六七号)において、「同委員会での厳格かつ適正な審査等を確保するための体制強化を実現するよう取り組んでまいりたい」としているが、その後、どのように体制強化の取組を行い、現在、どのような体制・人員により審査を進めているのか。また、今後の原子力規制委員会と独立行政法人原子力安全基盤機構の統合や、予算措置により、審査体制を大幅に充実させる必要があると考えるが、政府の見解を明らかにされたい。
三 適合性審査終了後、原子力発電所は各事業者の判断により、直ちに再稼働をすることは可能か。仮に地元の了解等が必要であるとすれば、政府は、再稼働に向けたそれらの手続をどのように支援していくのか。再稼働に向けた手順と方法を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の適合性審査は、先の答弁書(平成二十五年十一月二十九日内閣参質一八五第六七号)一についてで述べた「新規制基準」に係るものであり、また、同審査に要する期間については電力事業者の申請内容や対応によるところも大きいことから、当該期間の長短に関する評価について、一概にお答えすることは困難である。
二について
御指摘の体制強化については、原子力規制委員会において、専門能力の高い人材の中途採用や、新基準適合性審査チーム内に、主に沸騰水型原子炉の適合性審査を担当するチームを立ち上げるなどの取組を進めてきており、現在、専門的知見を有する独立行政法人原子力安全基盤機構等の職員の参画を得て、約九十人の体制で御指摘の適合性審査を実施しているところである。
政府としては、同委員会と同機構との統合、同委員会の職員の増員等により、引き続き、同委員会における厳格かつ適正な審査等を確保するための体制強化を実現するよう取り組んでまいりたい。
三について
原子力規制委員会の専門的な判断により安全性が確認された原子力発電所については、その判断を尊重し再稼働を進めることとしており、今後、同委員会により安全性が確認された段階で、立地自治体等の理解と協力を得るため、国も前面に立って誠実に説明してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。