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「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」のユネスコの世界遺産登録に関する質問主意書

参議院 第186回 第45号

提出者
参議院
提出日
2014年3月13日
内閣転送 2014年3月17日
答弁書受領日
2014年3月20日
提出から7日
答弁の項目数
3
質問 583字/答弁 716字

質問本文

現在、政府は「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」(以下「九州・山口産業革命遺産」という。)のユネスコの世界遺産への登録を目指している。福岡県でも、大牟田市(三池炭鉱宮原坑、三池炭鉱万田坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡及び三池港)、北九州市(八幡製鐵所旧本事務所、修繕工場及び旧鍛冶工場)及び中間市(遠賀川水源地ポンプ室)における構成資産が存在する。

これを踏まえ、以下質問する。

一 ユネスコの世界遺産への登録に関して、政府の全体的な方針及び戦略を示されたい。

二 九州・山口産業革命遺産の重要性に対する政府の見解を示されたい。また、同遺産のユネスコの世界遺産への登録に対する政府の決意を示されたい。

三 九州・山口産業革命遺産の推薦書正式版のユネスコ世界遺産センターへの提出を踏まえ、登録に向けた今後のスケジュールの見通しを示されたい。

四 九州・山口産業革命遺産の推薦書正式版のユネスコ世界遺産センターへの提出に当たっては、稼働中の資産が含まれることから、これまで世界遺産登録関係の事務を一手に担当してきた文化庁に加え、例外的に内閣官房が関与してきた。今後、ユネスコでの交渉等に際して、関係省庁の間に混乱があってはならないと考えるが、内閣官房、外務省(在外公館を含む。)及び文化庁の間で、どのような事務分担が行われるのか、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

政府においては、専門家による検討の結果等を踏まえ、世界遺産として推薦する文化遺産を選定し、世界遺産としての登録(以下「登録」という。)の実現に向けて取り組んできているところである。御指摘の「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」(以下「本件遺産」という。)については、日本が「ものづくり大国」となる基礎をつくった歴史を物語るものであること、世界に例のない稼働中の民間大規模産業施設を含んでおり文化遺産の新たなモデルを提示するものであること等から、重要な文化遺産であると認識しており、また、岩手県釜石市に所在する文化遺産を含んでおり登録が行われれば復興支援にも貢献することもあり、政府としては、登録の実現に向けてしっかりと取り組んでまいる所存である。

三について

お尋ねについては、今後、国際連合教育科学文化機関の顕著な普遍的価値を有する文化遺産及び自然遺産の保護のための政府間委員会(以下「世界遺産委員会」という。)の諮問機関である国際記念物遺跡会議において現地調査を含めた審査が行われ、平成二十七年春頃に、同会議において登録の可否等に関する勧告がなされ、当該勧告を踏まえ、同年夏頃に、世界遺産委員会において登録の可否等が最終的に決定されるものと考えられる。

四について

本件遺産の登録の実現に向けては、世界遺産委員会の事務局である国際連合教育科学文化機関との窓口を外務省としつつ、「稼働中の産業遺産又はこれを含む産業遺産群を世界遺産登録に向けて推薦する場合の取扱い等について」(平成二十四年五月二十五日閣議決定)等に基づき、内閣官房を中心として文化庁等の関係省庁が連携して適切に対応していくこととしている。

参議院の原文

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