Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第189回

安全保障関連法案と日本国憲法の国民主権の基本原理に関する質問主意書

参議院 第189回 第277号

提出者
参議院
提出日
2015年9月7日
内閣転送 2015年9月9日
答弁書受領日
2015年9月15日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 682字/答弁 198字

質問本文

日本国憲法は、前文において「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」と表されているように、国民主権の原理に立脚している。国民主権の原理は、国民の憲法制定権力に由来するが、近代立憲主義憲法に基づく制度としては、国民の憲法制定権力は、国民の憲法改正権に転化する。

したがって、日本国憲法は、憲法改正について、第九十六条第一項において「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」と定めているが、これはまさに国民主権原理を具現化した規定であると言える。

したがって、本来、憲法の改正によって行うべき憲法の実質的な変更を、閣議決定や法律の制定・改正によって行おうとすることは、憲法第九十六条を潜脱するものであるとともに、国民主権を脅かす重大な憲法違反であって、許されるものではない。

政府が今国会に提出した、我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案及び国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案は、法律の制定・改正によって憲法前文と憲法第九条の内容を実質的に変更しようとするものであり、憲法第九十六条に違反し、国民主権を侵すものであると考えるが、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

現在国会に提出している我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案及び国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案は憲法に適合するものであり、「法律の制定・改正によって憲法前文と憲法第九条の内容を実質的に変更しようとするものであり、憲法第九十六条に違反し、国民主権を侵すものである」との御指摘は当たらない。

参議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2015年9月7日 藤末 健三 答弁 2015年9月15日
参議院 第189回 第278号
提出 2006年6月1日 藤末健三 答弁 2006年6月9日
参議院 第164回 第61号
提出 2016年5月30日 長妻 昭(民進党・無所属クラブ) 答弁 2016年6月7日
衆議院 第190回 第316号お答えすることは困難 ×1
提出 2014年6月20日 小西 洋之 答弁 2014年6月27日
参議院 第186回 第190号趣旨が明らかではない ×1
提出 2014年6月20日 小西 洋之 答弁 2014年6月27日
参議院 第186回 第191号お答えすることは困難 ×1

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる