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繭増産と地方還元に関する質問主意書

参議院 第3回 第2号

提出者
参議院
提出日
1948年10月20日
内閣転送 1948年11月8日
答弁書受領日
1948年11月13日
提出から24日
答弁の項目数
0
質問 466字/答弁 318字

質問本文

日本再建の為に輸出振興を図らなければならない事は、官民挙げての声であり、輸出貿易に純国産品としての生糸、絹織物の増産の重要性は益々強調されるのも亦当然である。然るに、此の目的達成の為、繭の増産が必要で有るにも拘らず、政府の企図する程の実を挙げ得ないのは、洵に遺憾に堪えない。此の原因は種々あらうが、増産に対し非常なる熱意を示して居る地方自治体並に製糸業者に報ゆる方策を確立する事が、肝要ではあるまいか。地方自治体並に製糸業者が努力して優秀なる蚕種を創造し、養蚕家と緊密なる連繋を図つて増産に努力しても、その果実で有る繭を他の府県所在の製糸業者に廻される制度の如きは、この際徹底的に改めるべきではいか。此の意味で繭の需給調整は、各府県単位の意向を充分に汲み取り、出来得る限り各府県で増産の実の挙つた各府県に還元配給すべきである。政府当局の所信を伺ひ度い。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、現在の繭の配給方法においては、その都府県の産繭は、できるだけその都府県所在の製糸工場へ配給するようにしている。しかしながら、それがために比較的産繭の少い都府県の製糸工場が、一定期間操業ができないため生糸の生産費が不当に高くなることがないようにするために、一定量を限つて他の都府県に廻すような措置をとつているが、その場合でも両者の配給基準量には、二割程度の差をつけている。

二、配給基準量以上に増産して供出された繭は、その都府県所在の工場に帰属するように措置していて、この繭を他の都府県の工場に廻すようなことはしていない。

三、なお、この配給方法は、予め養蚕業者の団体、製糸業者の団体及び都府県当局とも充分協議して決定したものである。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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