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酒税引下げに関する質問主意書
参議院 第8回 第2号お答えすることは困難 ×1
質問本文
一、最近酒税引下げの熱烈な要望が各地方にほうはいとして起つており、現に多数の請願、陳情が受理されているが、この要望は真に当然のことと思料する。
一、政府は、この臨時国会に酒税引下げ案を提出すべきである。その用意ありや。
一、現行酒税率によれば大衆飲料(特に米の主産地である農村大衆の)である清酒第二級の価格は、現在の農村経済と甚しく遊離した高価なものとなつており(米一斗五升を供出しなければ二級酒一升を購入できない)これが密造の主因となつている。清酒第二級は密造撲滅策として特に大幅な引下げが必要である。政府の所見如何。
一、酒類の密造は取締のみでは絶対に撲滅できない。酒税の大幅引下げ以外に密造撲滅の方策はない。酒税歳入予算千三十億円は多額である。政府はこの予算額を減額補正する必要がある。その用意ありや。
一、政府は現在全国到るところに半ば公然としかも大規模で敢行されている酒類の密造が、国民の風紀上又は保健衛生その他社会生活上に及ぼす悪弊を如何に考うるや。
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政府答弁書
昭和二十五年度における酒税の課税見込石数は清酒七六万石、合成清酒三八万六千石、焼ちゆう九三万一千石、麦酒七六万石、その他の酒類五万七千石計二八九万四千石(自由販売酒二三九万四千石配給酒五〇万石)で、これに対する酒税収入予算額は、一、〇三〇億三百万円(自由販売分九二三億七千一百万円配給分一〇六億三千二百万円)である。六月末における自由販売酒の課税石数は八三万一千五百石、課税額三二〇億三千万円であつて、七月、八月及び九月における麦酒の売行きの好調、並びに十一月から一月までにおける清酒及び合成清酒の消費石数の増加を見込めば、本年度予算額の達成は必ずしも困難ではないと考えられるが、米麦等主要食糧の闇価格の下落及びいも類の統制撤廃による密造酒の生産は、最近極めて盛んであつて、正規酒類の消費を圧迫しているので、これに対して強力な取締を実施し、酒税の確保につき万遺憾なきを期したい。
従つて、今直ちに税率を引き下げることは困難であるが、昭和二十五酒造年度においては、酒造原料の増加に基く酒類供給数量の増加に因り、税率については相当の引き下げを行いたい考えである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。