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北東アジアの戦域核バランスに関する質問

参議院 第99回 第4号承知していない ×1

提出者
参議院
提出日
1983年7月22日
内閣転送 1983年7月23日
答弁書受領日
1983年8月5日
提出から14日
答弁の項目数
1
質問 673字/答弁 264字

質問本文

北東アジアの戦域核バランスに関する質問主意書

ソ連が極東に配備しているSS20はすでに百八基に達し、新たに十か所にのぼる基地建設も米国側によつて確認されている。

一方、海・空を含めた米国側の対応にも格段の変化がうかがわれる。そこで、北東アジアのINF(中距離核戦力)問題について数点を質問する。

一 北東アジアにおけるソ連のINF戦力の構成については、どのように把握しているか。

二 北東アジアにおける米国のINF戦力は、いかなるものによつて構成されていると思うか。

三 北東アジアにおける米・ソ両国のINF戦力は、相互にバランスしていると考えるか。もしバランスがとれていないとすれば、一定水準の核戦力バランスがとれることが日本の立場からして望ましいと考えるか。

四 去る七月十四日、共同通信社主催の講演会において、中曽根首相は、改装戦艦ニュージャージーの日本寄港の意味に触れて、「極東における相手の軍事力とのバランスを回復するため」とし、対ソ抑止力の向上に狙いがあることを強調された由だが、首相の言われた対ソ抑止力には、当然INF等の核戦力も含まれているのではないのか。

五 米第七艦隊の空母二隻体制や水上艦艇等への巡航ミサイル配備、戦艦ニュージャージー等の太平洋配備と日本寄港、F16の三沢基地配備、B52G型へのSRAM(短距離攻撃ミサイル)又はALCM(空中発射巡航ミサイル)の搭載等は、全体としてとらえた場合、北東アジアにおけるINF戦力の拡充強化と見るのがむしろ常識である。これは、政府として歓迎すべき方向ではないのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一から五までについて

ソ連は極東地域にいわゆる中距離核戦力として地上発射ミサイルであるSS-20を百八基配備していると承知しているが、米国が極東地域に同様のいわゆる中距離核戦力を配備しているといつた事実は承知していない。

なお、政府としては、極東地域におけるソ連の一貫した軍事力の増強にかんがみ、この地域における米軍のプレゼンスの強化は、米軍のもつ抑止力の維持、向上に資するものと考えているが、かかる米軍の一般的なプレゼンスの強化が直ちに米国のこの地域におけるいわゆる中距離核戦力の展開を意味するものであるとは特に考えていない。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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