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国営(国民)公園、国立美術館・博物館等の入園料無料化等に関する質問主意書
衆議院 第122回 第4号
質問本文
「うるおい」と「ゆとり」のある都市生活を実現するためには、緑のオープンスペースを拡大し、公園施設や文化施設を国民が身近に気軽に利用できるようにすることが何よりも重要である。とりわけ、高齢化社会における「生活大国」を目指すためには、高齢者や身体障害者が健康で充実した生活が営まれるように配慮することが必要である。
こうした観点から、国が管理する公園や美術館、博物館等について、以下の質問をする。
一 東京都立川市、昭島市に接する昭和記念公園をはじめとする建設省所管の国営公園は入園料が大人三百七十円、子供八十円である。環境庁所管の国民公園「新宿御苑」の入園料は大人百六十円、子供五十円である。建設省所管の国営公園の入園料は、環境庁所管の国民公園の入園料に比べあまりにも高く、公園が一般国民共有の気軽に利用できる財産になり得ていない。少なくとも環境庁所管の「新宿御苑」の入園料と同額程度にするべきではないか。
二 東京都をはじめ地方自治体が管理する公園等は、高齢者や身体障害者の入園料を無料化しているところが多い。国が管理運営している国営・国民公園においても、六十五歳以上の高齢者や身体障害者等の入園料は、無料にしてはどうか。
三 欧米では国立の美術館や博物館の入館料についても、同様の観点から減免しているところが多い。高齢者や身体障害者の国立の美術館や博物館の入館料は、無料にしてはどうか。
四 平成三年三月十九日、総務庁行政監察局長から「国が管理する公園の入園料等の高齢者に対する減免措置」(あっせん)がなされたが、建設省、環境庁、文部省、文化庁では、その後、具体的にどのような検討を進めてこられたのか。また、いつごろまでに結論を出す考えなのか、伺いたい。
五 昭和記念公園は年間七日間(五月五日は子供のみ)、新宿御苑は年間四日間(五月五日は子供のみ)の無料開放日を設けているが、全面無料化までの経過措置として、まず多くの国民が利用しやすいように無料開放日をもっと増やしてはどうか。特に冬期の利用率が低下しているので、冬期の無料開放日を大幅に増やしてはどうか。
六 高齢者や身体障害者が利用しやすいように国が管理する公園では、電気自動車を導入し走らせることが切望されている。昭和記念公園では、すでに園内電気自動車のコースは計画済と聞いているが、いつから実施されるのか。また、園内は無料で乗車できるようにするべきだと考えるがどうか。
七 昭和記念公園は他の国営公園と違って、昭和天皇御在位五十年記念事業として昭和五十三年度より事業を実施している公園である。現在、当初計画のどこまで施設整備がなされ、今後どのような施設整備計画が検討されているのか、伺いたい。
八 身体障害者が安心して公園施設や文化施設を利用できるためには、車イスで利用できるトイレが必要不可欠である。国が管理する公園、美術館、博物館には車イスで利用できるトイレがいくつあるのか。また、案内板やパンフレットに車イストイレの設置場所が明示されているかどうか、伺いたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
国営公園は、広域的な利用を前提とする大規模な公園であり、施設内容も多様かつ高度で利用者の受ける便益の程度が高いこと等から利用者に過大な負担とならない範囲で入園料を徴収しているものであり、現在の入園料は妥当な額であると考えている。
二から四までについて
国営公園、国民公園(新宿御苑)及び国立の美術館・博物館の入園料等の高齢者及び身体障害者に対する減免措置については、御指摘のあっせんに関し十分な検討を行うため、現在、類似施設の高齢者及び身体障害者に対する入園料等の取扱いの実態等に関し調査を行っているところである。
五について
国営公園については、一についてにおいて述べた趣旨から原則として入園料を徴収しており、また、国民公園(新宿御苑)についても、適正な利用及び維持管理を図るため原則として入園料を徴収しているが、全国共通に行われる行事等で特に国営公園又は国民公園(新宿御苑)を無料開放することがその趣旨に合うものについては、その実施に合わせて例外的に無料開放しているものであり、御指摘の無料開放日を更に増やすことは、現在、考えていない。
六について
御指摘の園内電気自動車の運行については、供用区域の拡大等に応じ、検討を行ってまいりたい。
七について
国営昭和記念公園は、昭和五十八年十月にその一部について供用を開始し、平成三年十二月末現在、計画区域百八十・〇ヘクタールのうち百十九・四ヘクタールの区域を供用している。平成三年度以降は、引き続き、子供の森、北の森等の整備を行うこととしている。
八について
国営公園については、車いすで利用できる便所は、供用を開始している十箇所の国営公園すべてにおいて設置されており、その全体箇所数は八十八である。また、八箇所の国営公園において、案内標識又はパンフレットにその設置場所を明示しており、残りの二箇所の国営公園についても、現在その準備を行っているところである。
また、国民公園については、車いすで利用できる便所は、三箇所の国民公園すべてにおいて設置されており、その全体箇所数は、改築中のものを含めて十二である。なお、案内標識等への表示については、今後、措置してまいりたい。
また、現在公共の用に供している十館の国立の美術館・博物館については、そのすべてにおいて車いすで利用できる便所が設置されており、その全体箇所数は二十二である。また、全館において、案内標識又はパンフレットにその設置場所が明示されている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。