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自然公園の環境保全のためのトイレの整備に関する質問主意書

参議院 第169回 第157号

提出者
参議院
提出日
2008年6月12日
内閣転送 2008年6月16日
答弁書受領日
2008年6月20日
提出から8日
答弁の項目数
3
質問 535字/答弁 442字

質問本文

政府が自然環境保全政策を推進している中で、国立公園等の利用のための施設整備や森林の多様な利用、エコツーリズムの推進など自然との触れ合いが進みつつある。しかし、その中で登山道や遊歩道のトイレの整備が不十分な状態が続いている。

そこで、以下質問する。

一 自然公園において登山者の排泄物などが自然環境を損ねることが懸念される。登山者の排出する排泄物が山の持つ自然浄化能力を超え土壌や水質を汚染するオーバーユース(過剰利用)の状態に陥っているところがあり、この問題に対応することが必要ではないか。政府の見解を示されたい。

二 自然公園の中には、狭山自然公園のような品質の高いトイレや丹沢大山国定公園のように土壌処理循環方式による山岳公衆トイレを設置しているものもある。特に「土壌処理循環方式」は、処理槽内において土壌中の微生物の力で排泄物を分解・浄化し、その処理水をトイレの洗浄に再利用する方式であり、自然環境に負荷を与えず電気や上下水道を必要としない処理方式となっており、その普及も検討すべきと思うが政府の見解を示されたい。

三 予算の制約もある中で、寄付やボランティアの力を活用した自然環境保全のためのトイレの整備を検討すべきと思うが政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

環境省としては、自然公園の自然環境の保全の観点から、登山者の排出する排泄物により山岳地域の土壌や水質が汚染されることのないよう、その処理が適正に行われる必要があると認識している。

二について

環境省においては、環境技術の環境保全効果、副次的な環境への影響その他環境の観点から重要な性能(以下「環境保全効果等」という。)についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的な環境技術について、環境保全効果等を客観的に実証することによりその普及等を図ることを目的とする環境技術実証事業を実施しているところであり、御指摘の「土壌処理循環方式」についても、同事業の山岳トイレ分野において環境保全効果等を客観的に実証しており、ホームページ、技術展示会及びシンポジウム等で普及啓発に努めているところである。

三について

環境省としては、トイレの整備等の自然公園における自然環境保全のための取組は、国だけでなく、多様な主体の協働により推進していくことが重要と考えている。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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