Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第162回

介護保険制度見直しに関する質問主意書

衆議院 第162回 第45号

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2005年4月4日
内閣転送 2005年4月6日
答弁書受領日
2005年4月12日
提出から8日
答弁の項目数
5
質問 1,011字/答弁 1,777字

質問本文

介護保険制度の改正にあたり、サービスの「質」の確保・向上を図る観点から、サービス事業者からの諸問題への対策は緊急を要すると考える。

したがって次の事項について、平成十六年十二月七日答弁書について再質問する。

一 答弁二に対する再質問

政府としては、介護支援専門員の資格を有する者が不足している状況にないとの認識とあるが、高齢者の状況は、日本国内における地域特性があると思われる。地域別の高齢者に対する介護支援専門員の割合はどのようになっているのか。特に、都市部における介護支援専門員の充足率について、具体的な数値的な面でのご説明を願いたい。

二 答弁三に対する再質問

「在宅」・「施設」に対する質問に対し、ここで質問している「報酬」とは、そこで働く職員に対する報酬に対してではなく、国保連合会から支払われる「報酬」に対しての質問である。よって国が定めた「報酬」を各サービス事業者が決定することは出来ないと考えられるがいかがか。

三 答弁四に対する再質問

サービス提供責任者の業務内容を勘案し、費用の額の算定に関する基準において包括的に評価しているとの回答であるが、どのようにサービス提供責任者に対する額の算定を行っているか、より具体的に示されたい。

四 答弁五に対する再質問

�@ 指定事業者の介護報酬の請求業務に関し、詳細に行うことは介護事業者の給付管理事務がこれまで以上に複雑になることを考慮し、見直しを行わないとのことであるが、既に介護事業者に於いては、その介護請求業務については、コンピュータによるシステム化を進めており、なんら詳細化に伴う事務の複雑化は発生しないと考えられるがいかがか。

�A 又、請求業務に関するシステム化は、国保連合会に代表されるように、介護保険導入時より積極的に事業所に対し指導しており、この点からも、このたびの回答とは矛盾していると考えられるがいかがか。

五 答弁六に対する再質問

�@ 入院している利用者が一時外泊を行った場合、当該入院は継続していると考えることが適当との回答であるが、適当と考えられる根拠はどこにあるのか、具体的に答弁願いたい。

�A 一般的見地に立って適当と考えた場合、入院先の看護師等が治療の一部として一時帰宅者についても、その自宅に訪問し対応すべきと考えられるが、現状ではそのような認識に立って行われていないと思われる。政府のご見解を答弁されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

厚生労働省において把握しているところでは、各都道府県ごとの居宅サービス受給者に対する介護支援専門員の実働者の割合は、別表のとおりである。

また、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準(平成十一年厚生省令第三十八号)において、指定居宅介護支援事業所に置くべき介護支援専門員の員数の標準を利用者の数が五十又はその端数を増すごとに一としているところであり、別表の都道府県単位の割合は、この基準と同等の割合を下回ってはいない。

二について

介護報酬については、介護保険法(平成九年法律第百二十三号。以下「法」という。)に基づく各サービスの平均的な費用の額を勘案して厚生労働大臣が定めることとされており、御指摘の「在宅」及び「施設」の介護支援専門員の人件費については、それぞれ居宅介護サービス計画費及び施設介護サービス費の算定において包括的に評価しているものであり、「在宅」及び「施設」の介護支援専門員の報酬を定めているものではない。

このため、先の答弁書(平成十六年十二月七日内閣衆質一六一第五五号)の三についてにおいては、御指摘の「在宅」の介護支援専門員と「施設」の介護支援専門員に対して、指定居宅介護支援事業者又は介護保険施設とそれぞれの介護支援専門員との個々の契約により支払われる報酬について答弁したものである。

なお、居宅介護支援の在り方については、社会保障審議会介護保険部会が平成十六年七月三十日に取りまとめた「介護保険制度の見直しに関する意見」において、「公平・公正の確保及び包括的・継続的マネジメントの強化の観点から」見直しを行うことが必要であるとされており、今後こうした指摘を踏まえ検討を行っていくこととしている。

三について

法第四十一条第一項の指定を受けた指定居宅サービス事業者のうち指定訪問介護の事業を行う者(以下「指定訪問介護事業者」という。)は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成十一年厚生省令第三十七号)において、指定訪問介護事業所ごとに、常勤の訪問介護員等であって専ら指定訪問介護の職務に従事するもののうち事業の規模に応じて一人以上の者をサービス提供責任者としなければならないとされているところであり、サービス提供責任者の人件費については、その他の職員を含めた人件費とともに、指定訪問介護事業所の経営の実態についての調査を通じて把握し、調査対象事業所の平均的な費用の額を勘案して定める指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成十二年厚生省告示第十九号)において、包括的に評価しているところである。

四について

介護報酬の請求事務については、指定訪問介護事業者の業務量の軽減に資するため、介護給付費及び公費負担医療等に関する費用の請求に関する省令(平成十二年厚生省令第二十号)第二条に基づく電子的な方法により行うことを原則としているところであるが、御指摘の見直しによりデータの入力に関する事務が複雑になることが予想され、また給付管理事務については、御指摘の見直しにより利用者の受けているサービスが支給限度額の範囲内であるかどうか等について管理する事務がこれまで以上に複雑になることが予想されることから、現時点において御指摘の見直しを行うことは考えていない。

なお、介護報酬の体系は、利用者負担の額に直接影響を与えるものであること等から、利用者にとってもできるだけ分かりやすいものとすることが重要であると考えており、このような観点からも、御指摘の見直しについては、慎重に対処することが必要であると考えている。

五について

一般に、入院中の患者の一時的な外泊は、医師が、退院に向けた取組の一環等として認めるものであり、当該患者の病状が退院するまでには回復していないが、外泊を認める期間中は必ずしも医療機関の中で継続的な医学的管理を行う必要がないと判断して行われるものである。

したがって、外泊期間が終了した後には、医療機関へ復帰することが前提とされていることから、入院は継続していると考えるのが適当であり、また、外泊期間中に患者の病状が悪化した場合等には、速やかに入院による医学的管理を行う必要があるため、外泊を中止させ、医療機関に復帰させることが適当であると考えている。

衆議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2004年11月29日 樋高剛(民主党・無所属クラブ) 答弁 2004年12月7日
衆議院 第161回 第55号お答えすることは困難 ×1
提出 2023年6月8日 早稲田 ゆき(立憲民主党・無所属) 答弁 2023年6月20日
提出 2007年9月21日 山井 和則(民主党・無所属クラブ) 答弁 2007年10月2日
提出 1999年11月17日 山本孝史 答弁 1999年11月25日
衆議院 第146回 第7号検討してまいりたい ×1
提出 2009年5月22日 水戸 将史 答弁 2009年6月2日
参議院 第171回 第174号お答えすることは困難 ×1
提出 2005年6月1日 山井 和則(民主党・無所属クラブ) 答弁 2005年6月10日
提出 2014年3月20日 中根 康浩(民主党・無所属クラブ) 答弁 2014年3月28日
提出 2005年10月31日 山井 和則(民主党・無所属クラブ) 答弁 2005年11月11日
衆議院 第163回 第65号趣旨が明らかではない ×1

件名の語が重なる質問主意書

提出 2010年10月26日 横山 信一 答弁 2010年11月5日
参議院 第176回 第63号
提出 2005年1月21日 中根康浩(民主党・無所属クラブ) 答弁 2005年2月1日
提出 2004年10月15日 牧 義夫(民主党・無所属クラブ) 答弁 2004年10月26日
衆議院 第161回 第19号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる