ことばで探す › 衆議院 第164回
ロシア外務省の対日関係についての声明に関する質問主意書
衆議院 第164回 第97号お答えすることは困難 ×1個別の事案 ×1
質問本文
一 平成十八年二月二十二日、モスクワ発の共同通信は「ロシア外務省は二十二日、麻生太郎外相の最近の日ロ関係などに関する発言について『ロシアへの内政干渉と解釈でき、パートナーの視点からも全く受け入れられない』と抗議する異例の声明を発表した。ロシア外務省は同日、秋元義孝・駐ロシア公使を呼び、同様の内容を伝えた。麻生外相は、靖国神社参拝をめぐる発言でも中国、韓国の批判を受けており、今回新たにロシアの反発を招いた。」と報じているが、ロシア外務省の対日関係に関する声明(以下、「声明」とする。)はどのような内容か。
二 在ロシア大使館から「声明」について報告する公電が外務本省に到着した日時分を示されたい。
三 ロシア外務省では誰がいつ秋元義孝公使を招致したか。ロシア外務省が伝達した内容はどのようなものか。それに対して秋元義孝公使はどのような対応をしたか。会談はどれくらいの時間行われたか。会談中にコーヒー、紅茶などの飲料をロシア側は提供したか。
四 平成十八年二月二十二日時点で、在ロシア大使が不在のため、秋元義孝公使が臨時代理大使をつとめていたという事実はあるか。
五 任国政府が臨時代理大使を招致して意見を表明するのと、それよりも低いレベルの外交官を招致して意見を述べる場合に、外交上もつ意味の違いはあるか。
六 平成十八年二月二十一日以前に日本の外務大臣の発言を理由にロシア政府が在ロシア大使館幹部を招致し、意見を伝えた事例があるか。あるならば、直近ではいつ、どのような事由によってか。
七 「声明」に関して外務省は対外応答要領を作成したか。作成したならば、その内容はどのようなものか。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの声明は、ロシア連邦外務省公式ホームページに掲載されており、その日本語仮訳は、次のとおりである。
「モスクワでは、麻生日本国外務大臣が最近公に行った、露日関係に関する諸問題及びロシアと第三国との関係に触れられた一連の発言が注目された。
我々は、これらの発言の内容を、日本側が、よく知られているようにロシアと日本が相反する立場を堅持している、当事者不在の公の場における平和条約問題に関する論争の中で、二国間関係の発展の方途に関する真剣かつ時として容易でない対話を行う意向である証拠としてとらえている。
仮に、日本側が、この問題に関する相互に受入れ可能な解決方法の模索に本当に関心を有するのであれば、パートナーとしての観点から受け入れることは全くできない、ましてロシアへの内政干渉と解され得る発言を公に行うことは控えるべきである。
我々の考えでは、このような発言は、二千五年十一月の露日首脳会談の結果として達成された諸合意の内容及び精神に合致していない。
二月二十二日、ロシア外務省に在ロシア連邦日本国臨時代理大使が招致され、本件に関する相応の申入れがなされた。」
二について
御指摘の公電は、平成十八年二月二十二日午後七時二分に外務省において受信した。
三及び七について
平成十八年二月二十二日、アレクセーエフ・ロシア連邦外務次官(以下「アレクセーエフ次官」という。)が秋元義孝在ロシア連邦日本国臨時代理大使(以下「秋元臨時代理大使」という。)を招致し、同月十八日に行われた第十三回外務省タウンミーティングにおける麻生太郎外務大臣の日露関係等に関する発言につき申入れが行われ、これに対し、秋元臨時代理大使は、申入れの内容については本国に伝えること等を述べた。これらの事実関係等を内容とする対外応答要領は、外務省において作成されている。アレクセーエフ次官と秋元臨時代理大使の会談は、約四十分間行われ、会談中に飲料が提供された。
四について
御指摘の事実はある。
五について
お尋ねについては、個別具体的な状況を踏まえて判断されるものであり、一概にお答えすることは困難である。
六について
お尋ねについては、ロシア連邦政府との関係もあり、お答えを差し控えたい。
似た質問主意書
件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。