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中央省庁のあっせんによる国家公務員の再就職に関する質問主意書

衆議院 第171回 第346号お答えすることは困難 ×1

提出者
国民新党・大地・無所属の会
提出日
2009年4月27日
内閣転送 2009年5月7日
答弁書受領日
2009年5月12日
提出から15日
答弁の項目数
3
質問 588字/答弁 2,458字

質問本文

本年四月二十四日、総務省は中央省庁のあっせんによる国家公務員の再就職(以下、「天下り」という。)の状況に係る調査結果(以下、「調査結果」という。)を発表した。右を踏まえ、質問する。

一 「調査結果」によると、二〇〇六年から二〇〇八年の三年間に渡る「天下り」は、合計千九百一件あり、件数の多い省庁から順に国土交通省の七百七十九件、経済産業省の二百三十二件、農林水産省の二百件であったとのことであるが、右三省以外の他の全ての省庁における「天下り」件数も含め、そのうち国家公務員上級職または�T種試験を合格した、いわゆるキャリア職員によるものは何件あったのか、省庁ごとに全て明らかにされたい。

二 一のいわゆるキャリア職員による「天下り」の再就職先はどこか、全て明らかにされたい。

三 「調査結果」によると、「天下り」を繰り返す「渡り」は二十九件あったとのことであるが、右二十九件の「渡り」につき、そのあっせんを受けた者の省庁退職前の官職、キャリア職員またはノンキャリア職員の区別、再就職先、再就職先での退職金支払いの有無並びにその金額等、詳細を明らかにされたい。

四 「調査結果」にある「天下り」並びに三の「渡り」の現状は、昨年来の世界金融危機に端を発した不況により、国民の多くが苦しい生活を余儀なくされていることを鑑みる時、果たして適切であったか。政府の見解如何。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

「平成十八年から平成二十年末までの再就職のあっせん件数の調査について」(平成二十一年四月二十四日公表)に係る調査結果のうち、各府省が国家公務員採用�T種試験等により採用された職員に対して行った再就職のあっせんの件数及び当該再就職のあっせんに係る再就職先は、会計検査院が三件(再就職先は独立行政法人等(独立行政法人、特殊法人及び認可法人をいう。以下同じ。)が一件、公益法人が二件)、人事院が十一件(再就職先は独立行政法人等が一件、公益法人が六件、その他非営利法人等(非営利法人のうち独立行政法人等及び公益法人を除いたもの並びに法人格のない任意団体をいう。以下同じ。)が二件、営利法人が二件)、内閣府が十三件(再就職先は独立行政法人等が三件、公益法人が七件、営利法人が三件)、公正取引委員会が二件(再就職先は公益法人が一件、営利法人が一件)、警察庁が三十七件(再就職先は公益法人が十七件、その他非営利法人等が四件、営利法人が十六件)、金融庁が一件(再就職先は公益法人)、総務省が五十三件(再就職先は独立行政法人等が三件、公益法人が四十五件、その他非営利法人等が二件、営利法人が三件)、外務省が二十件(再就職先は独立行政法人等が三件、公益法人が二件、その他非営利法人等が二件、営利法人が十三件)、財務省が五十四件(再就職先は独立行政法人等が十七件、公益法人が十四件、その他非営利法人等が十件、営利法人が十三件)、文部科学省が二十九件(再就職先は独立行政法人等が二十件、公益法人が三件、その他非営利法人等が六件)、厚生労働省が十七件(再就職先は独立行政法人等が十件、公益法人が二件、その他非営利法人等が四件、営利法人が一件)、農林水産省が九十一件(再就職先は独立行政法人等が一件、公益法人が六十八件、その他非営利法人等が十九件、営利法人が三件)、経済産業省が百六件(再就職先は独立行政法人等が十七件、公益法人が六十四件、その他非営利法人等が十一件、営利法人が十四件)、国土交通省本省が二百五件(再就職先は独立行政法人等が九件、公益法人が百八十一件、その他非営利法人等が四件、営利法人が十一件)、気象庁が三件(再就職先は公益法人が二件、営利法人が一件)、海上保安庁が十六件(再就職先は独立行政法人等が一件、公益法人が十一件、その他非営利法人等が二件、営利法人が二件)、防衛省(平成十九年一月九日より前は防衛庁。以下同じ。)が十八件(再就職先は公益法人が一件、その他非営利法人等が五件、営利法人が十二件)である。

三について

お尋ねの「二十九件」のうち、国家公務員採用�T種試験等により採用された元職員の退職時官職及び現時点で確認された再就職先は、退職時官職は国家公務員倫理審査会事務局長・再就職先はその他非営利法人等及び営利法人が一件、退職時官職は人事院人材局長・再就職先は独立行政法人等、公益法人及びその他非営利法人等が一件、退職時官職は人事院総務局長・再就職先はその他非営利法人等及び公益法人が一件、退職時官職は人事院中国事務局長・再就職先は国及び公益法人が一件、退職時官職は内閣府賞勲局長・再就職先は独立行政法人等が一件、退職時官職は警察庁情報通信局長・再就職先は営利法人及び公益法人が一件、退職時官職は消防庁長官・再就職先は公益法人が三件、退職時官職は総務省自治大学校長・再就職先は公益法人が一件、退職時官職は公害等調整委員会事務局長・再就職先は営利法人が一件、退職時官職は財務事務次官・再就職先は公益法人が一件、退職時官職は大蔵事務次官・再就職先は独立行政法人等及び営利法人が一件、退職時官職は文部事務次官・再就職先は国及び独立行政法人等が一件、退職時官職は文部科学審議官・再就職先は国及び独立行政法人等が一件、退職時官職は厚生労働省労働基準局長・再就職先は独立行政法人等及びその他非営利法人等が一件、退職時官職は農林水産省総合食料局長・再就職先は独立行政法人等及び公益法人が一件、退職時官職は農林水産事務次官・再就職先は公益法人及び独立行政法人等が一件、退職時官職は農林水産事務次官・再就職先は国及び公益法人が一件、退職時官職は水産庁長官・再就職先は公益法人が一件、退職時官職は通商産業事務次官・再就職先は営利法人及び公益法人が二件、退職時官職は通商産業事務次官・再就職先はその他非営利法人等、独立行政法人等及び公益法人が一件、退職時官職は海上保安庁長官・再就職先は独立行政法人等及び公益法人が一件、退職時官職は国土交通省国土計画局長・再就職先は公益法人及び独立行政法人等が一件、退職時官職は国土交通省土地・水資源局長・再就職先は営利法人及びその他非営利法人等が一件、退職時官職は国土交通省北海道局長・再就職先は公益法人が一件、退職時官職は防衛省防衛研究所長・再就職先は営利法人及びその他非営利法人等が一件である。

お尋ねの「二十九件」のうち、国家公務員採用�T種試験等以外により採用された元職員の退職時官職及び現時点で確認された再就職先は、退職時官職は農林水産省関東農政局整備部付・再就職先は営利法人が一件である。

なお、お尋ねの「再就職先での退職金支払いの有無並びにその金額」については、国家公務員の退職後における個人に関する情報であり、一般に政府が把握すべき立場にないことから、お答えすることは困難である。

四について

各府省における国家公務員の再就職のあっせんについては、職員の在職中の職務の適正な執行を確保するとともに、職員が在職中に培った経験や能力に対する企業、団体等の需要にこたえる等の観点から、必要に応じ行われてきているものと認識している。

しかしながら、国家公務員法等の一部を改正する法律(平成十九年法律第百八号)が施行され、各府省による再就職のあっせんを全面的に禁止し、中立かつ透明な仕組みによる官民人材交流センターに再就職のあっせんを一元化すること等としているところである。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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