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小中学校における「電子黒板」の活用に関する質問主意書

衆議院 第177回 第328号

提出者
自由民主党・無所属の会
提出日
2011年7月15日
内閣転送 2011年7月20日
答弁書受領日
2011年7月26日
提出から11日
答弁の項目数
5
質問 557字/答弁 1,022字

質問本文

近年、様々な情報機器の開発に対応して「教育の情報化」の重要性が指摘され、政府においても、情報端末や必要なソフトウェアの開発・普及に継続的に取り組んできているところである。もとより、「教育の情報化」は、未来を担う子どもたちに求められる総合的な能力を伸ばすために進められるべきものであり、教育現場における実践の積み重ねに基づいて具体化が図られていくものと考える。ついては、小中学校の教室における代表的なデジタル機器である「電子黒板」の活用に関し、以下六項目にわたり質問する。

一 我が国の小中学校における電子黒板の整備状況について、総数及び教室当たり台数を伺う。

二 文部科学省が平成二十三年四月に策定した「教育の情報化ビジョン」等において、電子黒板にどのような役割を期待されているのか、伺う。

三 教育現場における電子黒板の活用事例について、文部科学省が把握されている内容を伺う。

四 電子黒板は従来の黒板とは機能・用途を異にしており、両者は併用されるものと理解しているが、文部科学省の考え方を伺う。

五 電子黒板を活用する上で必要となるデジタル教材、文部科学省の支援の取り組みがあれば、示されたい。

六 小中学校における電子黒板のさらなる普及・活用について、政府の取り組みの現状及び今後の方針を伺う。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

文部科学省が実施した「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」によれば、平成二十三年三月一日現在、全国の公立の小学校及び中学校(岩手県、宮城県及び福島県の公立の小学校及び中学校のうち、東日本大震災の影響により調査の回答を得ることができなかった三百五十二校を除く。)における電子黒板の設置総数は四万九千二百二十二台であり、一教室当たりの平均設置数は〇・〇五四台となっている。

二について

「教育の情報化ビジョン」(平成二十三年四月二十八日文部科学省策定)においては、電子黒板について、「任意箇所の拡大、動画、音声朗読に加え、インターネットの活用を可能としたり、子どもたち一人一人の情報端末と接続し、学習内容や思考過程をリアルタイムに映し出し、教員と子どもたち相互の情報伝達、子どもたち同士の協働を可能とする双方向性を備えたりすることにより、一層効果的な授業の実現に資することが期待される」などとしているところである。

三について

お尋ねについては、例えば、国語や社会等の授業において、写真資料や地図資料等を電子黒板に拡大提示し、児童生徒が気付いた点等を電子黒板上に書き込ませながら指導を行う事例や、美術や技術・家庭等の授業において、各種用具の使い方等を指導する際に、教員による実演状況を電子黒板に表示しながら説明を行う事例等を承知している。

四について

お尋ねについては、例えば、電子黒板に、各種資料を拡大提示したり、動画を表示したりして説明を行いつつ、重要な事項を通常の黒板に書き示して、これを児童生徒にノートに記録させるなど、電子黒板と通常の黒板を併用することにより、授業を効果的に行うことが可能であると考えている。

五及び六について

文部科学省においては、各学校においてデジタル教材や電子黒板を効果的に活用するため、これらの活用について留意事項等を示した「教育の情報化に関する手引」や、効果的な実践事例をまとめた事例集を作成し、各教育委員会等に配布してきたところである。また、平成二十三年度より、各学校における情報通信技術の活用に関する実証的な調査研究を実施し、その中で、モデルとなるデジタル教材の開発やデジタル教材、情報端末等を利用した指導方法の開発等を行うこととしており、今後、これにより得られた成果を各教育委員会等に周知すること等により、デジタル教材の開発や電子黒板の更なる普及・活用等を促進していくこととしている。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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