Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第186回

TPP交渉を巡る各種報道を誤報とした内閣審議官の記者会見等に関する再質問主意書

衆議院 第186回 第162号

提出者
無所属
提出日
2014年5月15日
内閣転送 2014年5月19日
答弁書受領日
2014年5月23日
提出から8日
答弁の項目数
4
質問 1,861字/答弁 216字

質問本文

本年四月二十一日、政府のTPP対策本部の渋谷和久内閣審議官が「最近のTPP報道について」と題する記者会見を開いている。右について報じた、本年四月二十三日付東京新聞の記事(以下、「東京記事」とする。)によると、渋谷審議官は、TPP交渉を巡る各種報道について以下のような発言を行っているとのことである。

�@ 「交渉は、日本の報道とはまったく違うのが実態。何らかのカードを切っていることはない。誤報だ」

�A 「積み重ねられたガラス細工が、報道で壊れた。米国が不信感を強めている」

�B 「書くなとは言わないが、米国側がどう言ったかは、もう少し慎重に工夫をした方がいいのではないか」

右と「前回答弁書」(内閣衆質一八六第一三六号)を踏まえ、再質問する。

一 前回質問主意書で、渋谷審議官が�@、�A、�Bの発言をしたのは事実かと問うたところ、「前回答弁書」では「本部のホームページに掲載されている。」という、実にふざけた答弁がなされている。渋谷審議官が右の発言をしたのは事実か否か、端的に答えられたい。

二 前文で触れた�@から�Bの渋谷審議官の発言に関連し、どの報道機関のどの報道を具体的にさしたものなのか等、詳細を問うたところ、「前回答弁書」では「渋谷和久内閣審議官によるブリーフィングは、報道の表現振り、特に、交渉相手国の発言や交渉方針について報道を行う場合のものについては正確を期すよう報道各社に対してお願いするために行われたものである。」との答弁がなされている。ということは、渋谷審議官は、TPP交渉に関する各社の報道内容の中で、正確を期したものではない報道がなされた経緯があるから、記者会見を行い、ブリーフィングをしたものと考える。�@から�Bの渋谷審議官の発言内容を見ても、過去に不正確な報道がなされたことを念頭に置いていることは明白である。確認を求める。

三 その一方で「前回答弁書」では、「このため、特定の報道機関又は特定の記事について具体的にお答えすること、文書による抗議を行い又は報道の訂正を求めること及び何が誤報であるかを明らかにすることは差し控えたい。」との答弁がなされているが、これは論理的に矛盾しているのではないのか。政府として、TPP交渉に関する各社の報道内容が正確を期したものであるようお願いをするのなら、どの社のどの報道内容が正しくないと具体的な指摘をしなくては、報道側としても正確を期す上での判断基準を定められないのではないのか。

四 政府が、TPP交渉に関する各報道内容について正確を期すようくぎを刺す一方で、どの報道がどう間違っているのかを一切明らかにせず、抗議も是正要求もしないという矛盾した対応をとることにより、もっとも混乱し、迷惑をこうむるのは、TPP交渉の推移により死活的影響を受ける第一次産業従事者はじめ国民であると考える。その観点からも、「前回答弁書」における政府の答弁は、国民を軽視するものではないのか。

五 前回質問主意書で、渋谷審議官が会見で、「積み重ねられたガラス細工が、報道で壊れた。米国が不信感を強めている」と述べたことに関し、実際にそのような事実はあるのかと問うたが、「前回答弁書」では何の答弁もなされていない。TPP交渉を巡る我が国の報道により、米国側が不信感を強めているという事実はあるのか、明確な答弁をし、国民に説明をすることを再度求める。

六 前回質問主意書で、渋谷審議官が会見で、「書くなとは言わないが、米国側がどう言ったかは、もう少し慎重に工夫をした方がいいのではないか」と述べたことに関し、その発言の真意を問うたが、「前回答弁書」では何の答弁もなされていない。TPP交渉に関連し、米国側の発言内容について慎重に工夫をすべきとするのは、どのような意味であるのか、明確な答弁をし、国民に説明をすることを再度求める。

七 「東京記事」には「『こちら特報部』が二十二日、対策本部に『誤報』の内容をあらためて聞いたところ、取材に応じた参事官は『説明できない。交渉の中身は、外に話さないという信頼関係でやっている』としか言わなかった。」と書かれていることに関し、前回質問主意書で、右の取材に応じた参事官とは誰か、その官職氏名を問うたが、「前回答弁書」では「報道機関への対応を行っている内閣参事官が東京新聞の取材に応じた際のやり取りが記事になったものと思われる。」との答弁がなされている。官職だけでなく、右の内閣参事官の氏名を明らかにされたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねについては、先の答弁書(平成二十六年五月十三日内閣衆質一八六第一三六号。以下「前回答弁書」という。)二、四及び六についてでお答えしたとおりである。

二から四まで及び六について

お尋ねについては、前回答弁書三、七から九及び十一についてでお答えしたとおりである。

五について

お尋ねについては、前回答弁書五についてでお答えしたとおりである。

七について

お尋ねについては、前回答弁書十についてでお答えしたとおりである。

衆議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2014年6月10日 鈴木 貴子(無所属) 答弁 2014年6月20日
衆議院 第186回 第208号
提出 2014年4月23日 鈴木 貴子(無所属) 答弁 2014年5月13日
衆議院 第186回 第136号
提出 2011年11月29日 山内 康一(みんなの党) 答弁 2011年12月9日
衆議院 第179回 第75号
提出 2013年5月13日 舟山 康江 答弁 2013年5月21日
参議院 第183回 第96号
提出 2007年2月27日 鈴木 宗男(無所属) 答弁 2007年3月9日
衆議院 第166回 第90号
提出 2012年4月26日 橘 慶一郎(自由民主党・無所属の会) 答弁 2012年5月11日
衆議院 第180回 第215号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる