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服役中に被害証言が虚偽と判明して釈放された大阪府内の男性に係る強姦事件の政府見解等に関する質問主意書

衆議院 第189回 第392号趣旨が明らかではない ×1個別の事案 ×1

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2015年8月25日
内閣転送 2015年8月31日
答弁書受領日
2015年9月4日
提出から10日
答弁の項目数
3
質問 1,026字/答弁 315字

質問本文

強姦罪などで懲役十二年が確定し、服役中に「被害者」と「目撃者」とされた二人がした証言が虚偽と判明して、昨年十一月に釈放された大阪府内の七十代男性の再審初公判が十九日、大阪地裁(芦高源裁判長)で始まった。男性は二〇〇四年と二〇〇八年に当時十代だった女性に自宅で性的暴行をしたとして、二〇〇八年に強姦・強制わいせつの罪で大阪地検によって起訴された。男性は一貫して否認を続けたが、大阪地裁は「暴行された」などとする女性の証言の信用性を認め、懲役十二年を言い渡した。弁護側は調書を基に診療記録の証拠開示を請求したが、検察側は「ない」と回答。高裁は控訴を棄却し、二〇一一年四月に最高裁で刑が確定し、男性は服役した。しかし、女性は昨年(二〇一四年)になって被害を受けていないと証言を翻し、弁護側が九月に再審請求。地検の再捜査で、性的暴行を受けた痕跡がないとする告訴当時の診療記録も見つかった。地検は無罪の可能性が高いとして、十一月に刑の執行を停止し、男性を釈放。男性の勾留と服役は計約六年に及んだ。大阪地裁は本年二月、再審開始の決定を出したとする各種報道がなされている。

右を踏まえ、質問する。

一 当時、起訴した検察官の氏名を明らかにされたい。

二 当時、起訴した検察官は、現在も検察官として職務に就いているのか、就いているのなら、現在どのような役職にあるのか、また就いていないのなら、いつの時点で検察官を退任したのか、またその際、退職金は支払われているのか、それぞれ詳細を説明されたい。

三 右強姦事件で、六年もの長期にわたり拘束、服役された男性に対し、間違って起訴した検察庁、いい加減な捜査をした担当検事に対し、どんな責任をとらせるのか具体的に明らかにされたい。

四 当初、被害者と言われた女性の供述では、「検察は当初の捜査段階から、性的被害を受けていないという病院の診察記録の存在を当初からその事実を把握していた」と述べているが、これが事実ならば、当時の担当検事はすすんで証人として答えるべきと考えるが法務大臣の考え如何。

五 いずれにせよ冤罪であることがはっきりした事件を起訴するかどうかは検察の判断である。チェック機関としての機能、責任を果たしていなかったことがはっきりしたのである。罪のない人を六年間も拘束し、人生を狂わせた責任を取るのが当然である。法務大臣として今回の右事件について検察にどのような責任をとらせるのか国民に示されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

御指摘の検察官は現在在職しているが、個別具体的な事件の捜査を担当した検察官について、その氏名及び役職を明らかにすることは、今後の捜査活動に支障をもたらすおそれがあり、お答えすることを差し控えたい。

三について

御指摘の「責任をとらせる」の意味が必ずしも明らかではないが、御指摘の事件において捜査を担当した検察官については、国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)第八十二条第一項に規定する懲戒処分に該当する事由はなかったと認められ、当該検察官及びその監督者について処分をするなどの必要はないものと考えている。

四及び五について

現在再審公判係属中の刑事事件に関わる事柄については、お答えすることを差し控えたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×1個別の事案 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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