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伊方原発三号機に関する質問主意書
衆議院 第189回 第460号
質問本文
本年九月十七日の日経新聞四面に、「原子力規制委員会の安全審査に合格した四国電力伊方原子力発電所三号機が立地する愛媛県の中村時広知事は十六日、日本経済新聞の取材に応じ、再稼働の是非を判断するうえで、「(事故時の)国の最終責任についてトップからメッセージを出してもらうことは重要だ」(以下、「日経記事」とする。)と述べ、安倍晋三首相の発言の有無を注視すると強調した。判断の時期は明言を避けた。」と記されている。
右を踏まえ、質問する。
一 「日経記事」を安倍首相は承知しているか。
二 再稼働の最終的判断をするのは、電力会社(四国電力)であるか、それとも政府であるか。
三 仮に伊方原発三号機が再稼働され、東京電力福島第一原発事故のような原発事故が起こった場合、最終的な責任は誰が負うのか答えられたい。
四 政府は、原発再稼働を進める姿勢であるが、現時点で、原発再稼働に関し、自治体または地元住民の理解を十分に得られていると考えるか。政府の見解・認識如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の記事については承知している。
二及び三について
原子力発電所を再稼働させるか否かを判断し、法令上の手続に従って、必要な申請を行うのは、原子力事業者である。また、「エネルギー基本計画」(平成二十六年四月十一日閣議決定)において、「いかなる事情よりも安全性を全てに優先させ、国民の懸念の解消に全力を挙げる前提の下、原子力発電所の安全性については、原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、原子力規制委員会により世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し原子力発電所の再稼働を進める」こととしており、これは、政府の一貫した方針である。さらに、同計画において、原子力発電所について、「万が一事故が起きた場合には、国は関係法令に基づき、責任をもって対処する」こととしている。
したがって、原子力発電所について、万が一事故が起きた場合には、原子力災害の拡大の防止等に必要な措置の実施や原子力損害の賠償等について、その一義的な責任は、原子力事業者が負うこととなるが、政府としても、原子力災害対策特別措置法(平成十一年法律第百五十六号)等の関係法令に基づき、緊急事態応急対策等の実施のために必要な措置を講ずる等の責務を有するものと認識している。
四について
原子力発電所の再稼働を進めるに当たっては、エネルギー基本計画において、「国も前面に立ち、立地自治体等関係者の理解と協力を得るよう、取り組む」こととしている。原子力発電所の再稼働については、様々な御意見があるものと承知しており、政府として、引き続き、丁寧な説明を尽くし、立地自治体等関係者の一層の理解が得られるよう、粘り強く取り組んでまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。