Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 衆議院 第201回

新型コロナウイルス感染症に対する迅速な対応に関する質問主意書

衆議院 第201回 第29号お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×3

提出者
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム
提出日
2020年1月30日
内閣転送 2020年2月5日
答弁書受領日
2020年2月10日
提出から11日
答弁の項目数
4
質問 1,167字/答弁 697字

質問本文

政府は、令和二年一月二十八日の閣議で、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令を公布して、中華人民共和国湖北省武漢市で発見された新型コロナウイルス感染症を、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第六条第八項に規定する指定感染症に指定した。

しかし、同政令が、「公布の日から起算して十日を経過した日から施行する」とされていたため、当該施行日までに行われた前記武漢市から政府発注の民間チャーター機による日本国民の帰国に際し、搭乗者の同意なくウイルス検査すら行うことができなかった。

確かに、身体の自由な移動を制限するという重大な人権侵害を伴う法令の施行であるから、周知期間についても慎重に考える必要がある。しかし、日本国憲法上も、基本的人権が絶対無制約なものとはされていなく、基本的人権相互の矛盾・衝突の調整のための実質公平の原理である「公共の福祉」による基本的人権の制約が規定されている。このような制約は、必要不可欠な目的のための必要最小限の制約でなければならないことは当然のことである。

そして、今回の新型コロナウイルス感染症が、日を追うごとに世界的に感染が拡大していることから考えると、多数の日本国民の生命・身体に具体的危険性を生じさせるものといえ、日本国内でも一分一秒を争う対応が求められている。このような緊急事態の下、日本国民の生命・身体に対して具体的に生じている危険を回避する目的の為に、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令を公布日即日施行することは、同政令公布後十日以内に感染が確認された場合の強制的な入院などの措置を実施するために必要不可欠であり、必要最小限の制約といえる。

そこで、次のとおり質問する。

一 罰則を伴うこととなる政令の施行日を公布日即日とすることは、政府として可能と考えるか。

二 政府として、中華人民共和国湖北省武漢市からの政府が発注した民間チャーター機により令和二年一月二十九日に帰国した国民の中でウイルス検査を拒否して自宅へ帰った二名について、現在どのような対応を行っているか。

三 新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の施行日を、公布の日から起算して十日を経過した日としたことから、医療現場から、病院内での感染拡大を懸念して新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる患者を指定医療機関へ隔離の上転院させたいのに、患者が同意しなければ、そのようなことができないという不安の声が届いているが、政府としてどう考えるか。

四 前項のチャーター機で帰国した国民が、宿泊施設で見ず知らずの者と同室とされるなどしたが、このような準備が不十分な状況で帰国させたのでは、感染拡大につながりかねないと考えるが、政府としてどう考えるか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

御指摘の「罰則を伴うこととなる政令」の意味するところが必ずしも明らかではないため、一概にお答えすることは困難であるが、刑罰規定が施行とともに直ちに適用される法令については、その施行に際し、当該法令の内容が国民に周知されるための期間が置かれていることが適切であると考えている。

二について

御指摘の二名の方には、新型コロナウイルス感染症に係る検査を既に実施したところである。

三について

御指摘の「不安の声」に係る具体的な事情が必ずしも明らかではないため、一概にお答えすることは困難であるが、我が国及び海外における新型コロナウイルス感染症の発生の状況の変化等に鑑み、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の一部を改正する政令(令和二年政令第二十二号)により、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令(令和二年政令第十一号)の施行期日を同令の公布の日から起算して四日を経過した日に改めたところである。

四について

御指摘の「前項のチャーター機で帰国した国民」の意味するところが必ずしも明らかではないが、この「前項のチャーター機で帰国した国民」が令和二年一月二十九日に中華人民共和国湖北省武漢市から帰国した邦人を意味するのであれば、当該邦人については、確保できた宿泊施設の部屋数の都合上、互いに家族や関係者である場合に、一部、同室における滞在を依頼したところである。

政府としては、同年二月六日現在、同年一月三十日及び三十一日に帰国した邦人については全員個室を確保しており、今後帰国する邦人についても、要望等を踏まえて個室を確保するよう努めてまいりたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×3

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2020年2月19日 山崎 誠(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 答弁 2020年3月3日
提出 2020年1月30日 松原 仁(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 答弁 2020年2月10日
提出 2020年1月23日 丸山 穂高(無所属) 答弁 2020年2月4日
提出 2020年3月3日 松原 仁(立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム) 答弁 2020年3月13日
衆議院 第201回 第93号趣旨が明らかではない ×1
提出 2022年6月10日 青山 大人(立憲民主党・無所属) 答弁 2022年6月24日
衆議院 第208回 第127号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる