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パンデミック条約への交渉姿勢に関する質問主意書

衆議院 第212回 第128号趣旨が明らかではない ×2

提出者
立憲民主党・無所属
提出日
2023年12月8日
内閣転送 2023年12月13日
答弁書受領日
2023年12月22日
提出から14日
答弁の項目数
2
質問 970字/答弁 415字

質問本文

パンデミックの予防、備え及び対応(PPR:Pandemic Preparedness and Response)に関する世界保健機関(WHO)の新たな法的文書(いわゆる「パンデミック条約」)は、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)パンデミックにより浮き彫りとなった国際的な公衆衛生危機に対する準備と対応の不足に対して、将来のパンデミックに対する国際社会の準備と対応を強化するための国際的な枠組みを強化することを目指している。

PPRの主な内容は、パンデミックに対する国際的な協力と調整の強化、早期警告システムの構築と情報共有の促進、資金、医療機器、ワクチンなど重要リソースの公平な分配、そして、それらのための国際保健規則(IHR)の補完または改訂を含んでいる。

当職は、PPRの強化そのものの重要性は承知している。そのために、政府が、PPR強化のための国際的な規範や規制を強化することが重要であるとの立場の下、パンデミック条約草案の作成交渉に建設的に貢献していることも認識している。

他方で、国際協力の必要性は自国の公衆衛生政策を決定する権利の保持を含む国家主権に対する制約をはらむ面も有する。政府に対しては、公衆衛生の安全を確保することによる国民の利益を確保するために、パンデミック条約成立に向けて、国際的な合意形成に積極的に参加することを求めるとともに、主権制約の可能性が認められる場合には、その具体的な内容、国際法と国内法の関係などの重要情報を国会を通じて積極的に開示することを求める。

そこで、次のとおり質問する。

一 パンデミック対応は国際的な協力を要する重要な課題であるが、同時に国家の主権に関わる問題でもある。パンデミック条約の成立は、国際社会における日本の役割と主権の保持という二つの重要な側面を考慮する必要があるが、政府として、これらの点について、現状どのような姿勢で取り組んでいるか明らかにされたい。

二 政府として、現状、パンデミック条約が、我が国の主権に与える影響について、どのように評価しているのか明らかにされたい。

三 政府として、現状、パンデミック条約の草案策定に関する国際的な議論において、我が国の主権を保護するために何か具体的な方策を有しているのであれば、その内容を明らかにされたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

御指摘の「国際社会における日本の役割と主権の保持という二つの重要な側面」の意味するところが必ずしも明らかではないが、新型コロナウィルス感染症等の世界的な大流行(以下「パンデミック」という。)を惹起する可能性がある感染症に対しては、国際社会が一致して取り組む必要があり、政府としては、パンデミックを予防し、それに対する備え及び対応を強化することが重要であるとの観点から、御指摘の「パンデミック条約」の作成に向けた交渉に、積極的かつ建設的に参加してきている。

二及び三について

お尋ねの「パンデミック条約が、我が国の主権に与える影響」及び「パンデミック条約の草案策定に関する国際的な議論において、我が国の主権を保護するために何か具体的な方策」の意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、御指摘の「パンデミック条約」については、現在交渉中であり、現時点でお尋ねについて予断をもってお答えすることは差し控えたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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