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正当な労働組合活動に対する警察官の監視、干渉行為に関する質問主意書

衆議院 第22回 第9号

提出者
衆議院
提出日
1955年6月1日
内閣転送 1955年6月4日
答弁書受領日
1955年6月10日
提出から9日
答弁の項目数
0
質問 497字/答弁 197字

質問本文

衆議院議長 ※(注)谷秀次 殿

正当な労働組合活動に対する警察官の監視、干渉行為に関する質問主意書

昭和三十年五月二十五日より同年五月二十八日の四日間にわたり、全日本電機機器労働組合連合会第三回定期大会が長野県下高井郡山ノ内町、山ノ内中学校講堂において開催せられたが、その第一日目である五月二十五日に警視庁警備課員又は保安課員の佐藤某氏が私服で身分を隠し、大会会場に入場していることを顔見知りの一組合代議員が発見し、大会議長にその旨を報告、議長は事を穏便に運ぶため大会代議員にこの事を知らさず、顔見知りの一幹部をして話し合いの上、退場をしてもらつたが、ほかにもこれに類する行為は数多くあることと思われるので、これに関して次の事を伺いたい。

一 一体何の目的があつて、わざわざ警察官が東京から長野県下まできたのか。

一 このような事を警視庁の幹部は部下に命じているのか。

一 政府は、正当な労働組合活動を不当に干渉し、監視するがごときこの種の警察官の行動をどう考えるか、また今後このような行動に対してはどのようにする考えか。

なお、該事実に対しては数名の証人のあることを申し添える。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 警視庁警備課勤務の佐藤巡査部長は、特別の目的があつて組合大会に入場したのではなく、単に参考のため傍聴せんとしたものである。

二 警視庁警備課長は、同部長に対して、長野県警察本部に出張を命令したが、本件組合大会の傍聴を命令していない。

三 警察としては、正当な組合運動を監視し、これに干渉する意図はない。万一不当な監視、干渉にわたる行為があれば是正せしめるに必要な措置を講ずる。

右答弁する。

衆議院の原文

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