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極東での信頼醸成措置をめぐるソ連側の新たな提案に関する質問
参議院 第102回 第50号
質問本文
極東での信頼醸成措置をめぐるソ連側の新たな提案に関する質問主意書
去る六月二十二日付のソ連共産党機関紙プラウダは、日・ソ間の信頼醸成措置の一環として、シーレーン問題の検討を呼びかけているが、これに関連して質問する。
一 ソ連側は「日本とソ連の二国間の信頼醸成措置として、いま、できることは、シーレーンの安全保障問題の検討だ」と指摘し、太平洋とインド洋海域での軍事行動の制限等の問題を話し合う姿勢を示しているが、これについて、政府は、基本的にどう受けとめるか。
二 今回の見解は、去る五月二十一日のゴルバチョフ提案、すなわち全アジア安全保障会議構想に沿つた、一つの具体的な打診ともいえよう。
全アジア安全保障会議について、外務省は、いくつかの留保条件を前提としながら、一応検討に価するとの反応を示したが、今回のシーレーン問題についてはどう考えるか。
三 最近のソ連側の対日批判ないし主張は、一貫して「米国は日本のNATO化をねらい、ワシントン・東京・ソウルの三国接近を進めることによつて、最終的には、米・日・加・豪・韓・ASEAN等を包み込んだ太平洋共同体をめざしている。」というものであり、きわめてパターン化されてはいるが、政府としては、このようなソ連側の認識や主張に対しては、どのように受けとめているのか。
四 去る六月二十四日、ソ連の国営タス通信は、日米安保改定二十五年に言及して「日米安保は、ますます対ソ同盟化し、それに米・韓関係を加えた新たな三国同盟は、極東の力のバランスに大きな影響を与える。」と述べている。この主張も前項と同様の視点に立つものであるが、これについてはどう考えるか。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
ソ連が、御指摘の提案を含め極東における信頼醸成の重要性を説くのであれば、北方領土における軍備増強やアフガニスタンへの軍事介入等、信頼醸成を困難にするようなソ連の行動がまず是正されるべきであると考える。
三及び四について
ソ連の新聞等において御指摘のような論評のあることは事実であるが、これらは、事実をわい曲した一方的な見方であると考える。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。