Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第147回

在沖米軍基地における実弾射撃演習に関する質問

参議院 第147回 第8号

提出者
参議院
提出日
2000年2月8日
内閣転送 2000年2月14日
答弁書受領日
2000年2月25日
提出から17日
答弁の項目数
4
質問 903字/答弁 1,166字

質問本文

在沖米軍基地における実弾射撃演習に起因する山火事に関する質問主意書

在沖米軍基地の一つであるキャンプ・ハンセン演習場における実弾射撃演習に起因する大規模な山火事が相次いで発生している。

これらの山火事は、緑の消失と赤土汚染の招来など環境を破壊するばかりか、演習場周辺住民を恐怖に陥れている。山火事の発生は、その現場が米軍基地であり、米軍の実弾射撃演習によるものだから、との理由で正当化されるものではない。

しかも、二〇〇〇年二月二日、米軍キャンプ・ハンセン演習場レンジ5付近で出火した山火事では、約三十五万九千八百平方メートルが消失したとマスコミ報道されているが、米軍の消火活動は消火ヘリ一機による対応だった、という。

在沖米軍の運用といえども日米地位協定によって日本国の法令尊重義務が課されているはずである。そもそも、在沖米軍演習場における度重なる山火事の発生は、演習当時の気象条件に配慮せず、山火事の防火態勢を怠り、消火態勢にも不備があるにもかかわらず、実弾射撃演習を強行する米軍とそれを容認する政府の姿勢に大きな原因があるものと考える。

私は、キャンプ・ハンセン演習場における全ての実弾射撃演習の廃止を求めるものであるが、当面、防火・消火態勢が不十分な状態での演習再開を認めないよう政府に強く求める。

以下、質問する。

一、復帰後、二〇〇〇年二月二日までの間、キャンプ・ハンセンを含む在沖米軍基地内で発生した山火事の発生年月日、その原因、火事による焼失面積等について、政府が米軍から報告を受け、又は、独自の調査により承知している内容を明らかにされたい。

二、政府は、在沖米軍に対し演習場内における山火事の防火・消火態勢について、どのような対策を求めているのか明らかにされたい。

三、演習場内における山火事によって樹木等が焼失した場合、土地の所有者にはいかなる補償がなされるのか。また、補償がなされないなら、賃貸借契約や法令上の根拠を示してその理由を明らかにされたい。

四、演習場内における大規模山火事が環境及び周辺住民の生活に与える影響について、どのように考えているか明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定(昭和三十五年条約第七号)第二条第一項に基づき我が国がアメリカ合衆国に提供している施設及び区域のうち沖縄県に所在するものにおいて、御指摘の期間に発生した山火事の発生年月日、原因及び延焼面積は、別表のとおりであると承知している。

二について

政府としては、従来から、沖縄県に駐留するアメリカ合衆国軍隊(以下「米軍」という。)に対し、山火事の未然防止に努めるとともに、発生した場合には直ちに消火活動を行い、その被害を最小限にとどめるよう累次申し入れているところである。

具体的には、山火事の未然防止措置として、訓練実施に当たっては気象条件を考慮した訓練方法を採るなどの配慮を行うこと、また、山火事が発生した場合に備えての措置として、ヘリコプターによる迅速かつ効率的な消火活動態勢の整備及び消火施設の一層の整備を行うこと等の対策を求めているところである。

なお、これに対し、沖縄県に駐留する米軍も、火災防止に対する十分な配慮や消火活動態勢の整備を行いつつ訓練を行うとしているところである。

三について

演習場として使用されている施設及び区域内の民公有地に所在する立木竹等が米軍の訓練等により発生した山火事によって焼失し、当該土地の所有者その他の権利者が損失を被った場合には、その損失を補償することとしている。

四について

政府としては、大規模な山火事の発生については、地域住民に不安感を与えるとともに、演習場内の草木が焼失することにより周辺地域に赤土が流出して河川が汚濁するなど、地元の方々にとって深刻な問題であると認識している。

このため、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律(昭和四十九年法律第百一号)等に基づき、引き続き、地域住民の生活への影響を防止し、又は軽減するための対策に取り組むとともに、米軍に対し、二についてで述べた山火事の未然防止措置等の対策について、一層の強化を図るよう、今後とも申し入れてまいりたいと考えている。

別表 1/32

別表 2/32

別表 3/32

別表 4/32

別表 5/32

別表 6/32

別表 7/32

別表 8/32

別表 9/32

別表 10/32

別表 11/32

別表 12/32

別表 13/32

別表 14/32

別表 15/32

別表 16/32

別表 17/32

別表 18/32

別表 19/32

別表 20/32

別表 21/32

別表 22/32

別表 23/32

別表 24/32

別表 25/32

別表 26/32

別表 27/32

別表 28/32

別表 29/32

別表 30/32

別表 31/32

別表 32/32

参議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2000年3月1日 照屋 寛徳 答弁 2000年3月17日
参議院 第147回 第14号
提出 1999年2月17日 照屋 寛徳 答弁 1999年3月5日
参議院 第145回 第6号承知していない ×2
提出 2005年9月28日 糸数慶子 答弁 2005年10月7日
参議院 第163回 第2号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる