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大阪の星ヶ丘厚生年金病院など全国十か所の厚生年金病院の整理合理化に関する質問主意書

参議院 第159回 第31号お答えすることは困難 ×1

提出者
参議院
提出日
2004年6月11日
内閣転送 2004年6月16日
答弁書受領日
2004年6月29日
提出から18日
答弁の項目数
3
質問 1,285字/答弁 697字

質問本文

与党年金制度改革協議会は、平成十六年三月十日に「年金福祉施設等の見直しについて(合意)」(以下「与党合意」という。)を公表し、年金福祉施設の見直し・整理合理化を行うとしている。厚生労働省年金局のパンフレット「『持続可能』で『安心』の年金制度とするために」によると「与党合意(平成十六年三月十日)等を踏まえ、例外なく整理し、国民の皆さまのご理解をいただけるよう、整理合理化を行うとともに、福祉施設の運営を委託している公益法人の在り方についても見直しを行います。」となっている。

対象となる施設には、北海道、東京、神奈川、大阪など、十か所の厚生年金病院、リハビリテーション病院などがある。

その対象とされている大阪の星ヶ丘厚生年金病院は、昭和二十八年一月に健康保険病院として設立され、昭和四十三年に厚生年金保険の福祉施設として現在の名称に改称し、現在六百四床の総合病院として、多くの救急患者を受け入れ、大阪府地域リハビリテーション地域支援センター、エイズ診療拠点病院、臓器提供施設、地域がん診療拠点病院、災害医療協力病院、臨床研修指定病院などの指定を受け、地域の民間病院とも連携、健診センターの受診者は年間約八千人に上るなど、地域になくてはならない病院である。

厚生年金病院は、国民のために、国が委託費を出して運営している公的病院であり、本来、国民の生命と健康を守るべき、政府、厚生労働省としての役割からも整理合理化すべきではないと考える。この立場から、以下質問する。

一 厚生労働省年金局のパンフレットに記載されている「与党合意(平成十六年三月十日)等を踏まえ、例外なく整理し、国民の皆さまのご理解をいただけるよう、整理合理化を行う」という記述は、政府として、厚生年金病院の売却を意味するのか。

二 星ヶ丘厚生年金病院は公的病院として地域医療に大きく貢献し、また、地域になくてはならない病院となっている。しかし、与党合意には「年金保険料を原資として社会保険庁が設置してきた病院、保養施設等の福祉施設については、社会経済状況や生活様式の変化の中で、福祉還元事業としての必要性が希薄になってきたにもかかわらず…」とある。破綻した大規模保養施設と地域に必要とされている病院の整理合理化計画を一緒に進めることには無理がある。この点について政府の見解はいかがか。

三 星ヶ丘厚生年金病院を始め、厚生年金病院十か所の過去五年間の収支報告書を明らかにされたい。

四 年金財政が悪化している現状を、厚生年金病院売却で解消することは、国民の生命と健康を守る責任を逃れることではないか、政府の見解を示されたい。

五 与党合意では、「地域医療にとって重要な病院については地方公共団体と協議の上、その機能が維持できるよう十分考慮する」となっている。現在提供している医療の質を確保するためにもどういうことに考慮されているのか、計画の進捗状況も含め、全容を明らかにされたい。

六 売却先が最終的に確定できなかった場合、国民の生命と健康を守る行政として、病院施設の存続をどう保証するのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

厚生年金病院、厚生年金会館等の年金の福祉施設については、年金制度の厳しい財政状況、社会経済情勢の変化等を踏まえ、売却を前提として整理合理化を検討することとしている。

二及び四から六までについて

個別の厚生年金病院の整理合理化の具体的な方法については、今般、検討を開始したところであり、お尋ねの「売却先が最終的に確定できなかった場合」の対応を含め、その内容を現段階でお示しすることは困難である。

今後、整理合理化の具体的な方法について検討を進めるに当たっては、厚生年金病院が公的医療機関として重要な役割を果たしているという他の年金の福祉施設とは異なる性格を有していることを踏まえ、各厚生年金病院がこれまで地域医療において果たしてきた機能等を勘案しつつ、関係する地方公共団体とも協議の上、地域における医療の提供に支障が生じることがないよう対応を検討してまいる所存であり、「国民の生命と健康を守る責任を逃れる」との御指摘は当たらないものと考える。

三について

各厚生年金病院の平成十一年度から平成十五年度までの収支の状況は、別表第一から別表第十までのとおりである。

別表第一 登別厚生年金病院の収支の状況

別表第二 東北厚生年金病院の収支の状況

別表第三 東京厚生年金病院の収支の状況

別表第四 湯河原厚生年金病院の収支の状況

別表第五 大阪厚生年金病院の収支の状況

別表第六 星ヶ丘厚生年金病院の収支の状況

別表第七 玉造厚生年金病院の収支の状況

別表第八 厚生年金高知リハビリテーション病院の収支の状況

別表第九 九州厚生年金病院の収支の状況

別表第十 湯布院厚生年金病院の収支の状況

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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