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万能ワクチン開発に関する質問主意書
参議院 第171回 第43号検討してまいりたい ×1
質問本文
本年一月二十九日、厚生労働省研究班が、あらゆるタイプのインフルエンザウイルスに効く可能性のある万能ワクチンを開発した、と報道された。二十世紀の終わりに出現した重症急性呼吸器症候群(SARS)や高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)をはじめとする、いわゆる新興感染症は、人類の生命を脅かしている。万能ワクチンの開発に成功すれば、日本が世界中の国々が抱える感染症問題の解決に大きく貢献をすることは疑いない。よって、以下質問する。
一 日本が新型万能ワクチンの実用化に成功すれば、このワクチンが日本外交にとって人道的に極めて重要なソフトパワーになり、日本の国益に大きく寄与すると考えるが、新型万能ワクチン開発に対する政府の見解を明らかにされたい。
二 政府は新型万能ワクチンの開発に関して、どの様な支援を行っているのか。支援の具体的な内容とこれまでの支援額の総額を内訳とともに明らかにされたい。
三 報道によるとワクチンの実用化には、あと数年はかかる見通しである。しかし、いつ感染爆発が起きてもおかしくない新型インフルエンザの脅威を考えると、一刻も早い実用化が期待される。政府は、実用化を早めるための具体的対応策を検討しているか、しているのであれば、その内容を明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一及び三について
厚生労働省としては、新型インフルエンザ対策において、ワクチンの活用は重要であると考えており、その研究開発や備蓄等の施策を推進しているところである。
また、御指摘の報道は、平成十八年度からの三年間、厚生労働科学研究費補助金の対象事業として実施された「細胞性免疫誘導能を持つペプチド結合リポソームを応用したウイルスワクチンの創製」に関する研究(以下「ワクチン創製研究」という。)についてのものであると承知しているが、ワクチン創製研究については、マウスを対象に試験を行った基礎的な研究段階にあるため、今後の進展を見守りつつ、その取扱いを検討してまいりたい。
二について
厚生労働省としては、ワクチン創製研究に対し、平成十八年度において二千二百五十万円、平成十九年度において二千三百四十四万二千円及び平成二十年度において二千四百十七万五千円の合計七千十一万七千円を補助してきたところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。