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新型コロナウイルス感染症の治療薬として期待されるアビガンに関する質問主意書
衆議院 第201回 第102号お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×2
質問本文
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いている中、いまだ治療薬のないことが国民の不安の大きな要因であるといえる。治療薬の存在が周知されれば、国民の不安の緩和につながることから、一刻も早く治療薬の存在を確認し、国民へ周知することは大変重要であると考える。
現在、世界保健機関(WHO)にて、抗HIV薬やエボラ出血熱の治療薬として開発された抗ウイルス薬の効果について臨床研究が進行中である他、中国でも臨床試験が進んでいる。国内では加藤厚労相が先月、二月二十二日に、新型インフルエンザ治療薬アビガンを新型コロナウイルス感染症の治療の一環に用いる方針を示した。
そこで、次のとおり質問をする。
一 政府は、なぜ新型インフルエンザ治療薬アビガンを新型コロナウイルス感染症の治療の一環に用いる判断をされたのか、その理由を伺いたい。また、専門的知見に基づく判断であるかを伺いたい。医学的効果を期待してのことであれば、その根拠も伺いたい。
二 治療効果が認められ、治療薬として使用を大々的に認めるまで、どのくらいの日数がかかると想定しているのか、伺いたい。すなわち、治療効果を認めるにかかる日数及び治療薬として使用を大々的に認めるにかかる政府の意思決定及び手続きの日数等を伺いたい。
三 前項において、新型コロナウイルス感染症の治療薬が存在するとして速やかに国民へ積極的周知を行うのか伺いたい。
四 政府において把握している国内におけるアビガンの最新の備蓄状況をお伺いしたい。また、今後備蓄量を増加する予定があるか併せて伺いたい。
五 国内においてアビガン以外の抗ウイルス薬を新型コロナウイルス感染症の治療に用いる予定はあるか、伺いたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の「新型コロナウイルス感染症の治療の一環に用いる判断」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。なお、御指摘の「アビガン」とはアビガン錠二百ミリグラムを指すものと考えるが、アビガン錠二百ミリグラムについては、海外の研究機関等による細胞を用いた新型コロナウイルスの増殖を抑制する効果に係る試験において、アビガン錠二百ミリグラムの有効成分であるファビピラビルに新型コロナウイルスの増殖を抑制する効果があるとされたことから、令和元年度厚生労働科学研究費補助金による研究等において、患者に投与されたものと承知している。
二について
お尋ねについては、疾病及び治療薬によって異なることから、現時点で予断をもってお答えすることは差し控えたい。
三について
お尋ねについては、現時点で、新型コロナウイルス感染症に有効な治療薬が確認されていないことから、お答えすることは困難である。いずれにせよ、新型コロナウイルス感染症に対応した医療提供体制の整備に努めてまいりたい。
四について
お尋ねについては、新型インフルエンザを対象とした使用方法で換算した場合、現時点で、アビガン錠二百ミリグラムを約二百万人分備蓄している。また、現時点で、アビガン錠二百ミリグラムの備蓄量を増やす予定はない。
五について
御指摘の「治療に用いる予定」の意味するところが必ずしも明らかではないが、アビガン錠二百ミリグラムのほか、カレトラ配合錠及びremdesivirについて、令和元年度厚生労働科学研究費補助金による研究において、患者に投与されたものと承知している。今後、新型コロナウイルス感染症に有効な治療薬の開発に向けて、必要な対応を進めてまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。