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性同一性障害のある児童生徒に対する対応に関する質問主意書

参議院 第176回 第102号

提出者
参議院
提出日
2010年11月12日
内閣転送 2010年11月18日
答弁書受領日
2010年11月24日
提出から12日
答弁の項目数
2
質問 451字/答弁 429字

質問本文

平成二十二年四月二十三日、文部科学省初等中等教育局児童生徒課及びスポーツ・青少年局学校健康教育課から地方教育委員会等宛に「児童生徒が抱える問題に対しての教育相談の徹底について」と題する通知が発出された。右通知に関連し、以下のとおり質問する。

一 右通知において、文部科学省は各学校に対し、性同一性障害のある児童生徒に対する教育相談への対応を要請しているが、文部科学省は性同一性障害のある児童生徒の実態を把握していない。早急に実態調査を行うべきだと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。

二 一の実態調査を行わないという場合、その理由は何か。具体的な政府の見解を明らかにされたい。

三 各学校において、性同一性障害のある児童生徒から相談を受けた場合に、児童の心情に最大限配慮した適切な対応を取ることができる教育相談体制を整備するためには、文部科学省において教育・医療関係者及び当事者が参加する検討の場を設け、ガイドラインを策定することが必要であると考えるが、政府の見解を明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

文部科学省としては、性同一性障害のある児童生徒については、他者には知られたくないなど様々な事情を抱えているものと認識しており、お尋ねのような実態調査を行ったとしても、実態を必ずしも正確に把握できないと予想されるほか、実態調査を行うことによって性同一性障害のある児童生徒の心情を害することもあり得ることから、現時点においては、実態調査を行うことは考えていないが、今後とも、児童生徒が相談しやすい学校における教育相談体制の整備等を進めてまいりたい。

三について

文部科学省としては、現時点において、お尋ねのようなガイドラインを策定することは予定していないが、性同一性障害のある児童生徒に対しては、各学校において、児童生徒の実情を十分に把握した上で相談に応じるなど、きめ細かな対応を行うことが重要であると考えており、今後とも、養護教諭やスクールカウンセラーの配置等により、児童生徒が相談しやすい学校における教育相談体制の整備等を進めてまいりたい。

参議院の原文

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